子供が中耳炎で発熱して早くに寝てしまったので、久しぶりにテレビで映画を観てしまいました。昨年公開された「スウィングガールズ」です。
なんでまたテレビで邦画なのかと不思議に思っている方もいるかもしれませんが、中学生のときにブラスバンドしておりまして、女子高生たちがビッグバンドに目覚めるというストーリーが、なんか凄く懐かしく思えたんです。
iMacとPS2を売り払い、ものすごくふるーいテナーサックスを手に入れる主役の上野樹里。素朴な感じで好演(顔が佐藤江梨子と似ている)。
あんな風に短期間で上達するのは映画の中の話だとしても、ジャズの面白さに気づいて、テンポよく進んで行く話には好感が持てました。生徒たちからサックスが吹けると勘違いされ、教えるために音楽教室に通う竹中直人が良かった。
面白いのは山形県米沢市が舞台で、セリフが米沢弁のところ。もちろん雪のシーンも出てくるし、米沢風味満載。なんですよね? 素朴なストーリーが輪をかけて素朴でした。
でもあんな風に、大勢でスウィングしたら楽しいだろうなぁ。気持ちいいだろうなぁ。
ということで「スウィングガールズ」が気になったので検索したところ、こういう場合はいつもはてなダイアリーキーワードを使うのだけれども、夜のせいか重くて表示されず。ウィキペディアにご登場願いました。
実ははじめてきちんとウィキペディアを読んだのだけれど、素晴らしい情報ですね。これが無料で公開されているなんて! 「スウィングガールズ」のことがいろいろ分かってしまいました。
「スウィングガールズ」の影響で楽器が売れたこと、バンドは映画公開と同時に様々な場所で演奏を披露していたこと、映画ファンの手によりロケで実際に使用された小道具・セット類を用いられた「映画スウィングガールズ記念 東北学生(&一般)音楽祭」が開催されたことなど、なんか素敵なストーリーが続いています。
わお、スウィングガールズ ファースト&ラスト コンサートなんていうDVDもあるんだ!
ロックバンドと違って、ジャズバンドってのもまたいいですよね。ちなみにぼくはトロンボーンでした。
余談ですが、青春デンデケデケデケがフラッシュバックしました。青春と音楽が好きならこちらもお勧め。