キャンプのセルフィー動画や料理の俯瞰動画を撮影したくてスタビライザー機能付き三脚を購入!これが正解かもしれない

エレコム 単軸スタビライザー 自撮り棒 P-STB01BK 28000

「ユーチューバーに!オレはなる!」

というつもりもないのですが、動画の撮影環境はもう少し良くしたいと思っていました。

最近は(主にレンチンだけど)料理したりキャンプすることが増えたので、それなりに動画撮影してそれなりに編集してTwitterに投稿したいな‥‥とか。

こうした自分のニーズに応える撮影用ガジェットを検討したときに、

・DJI OMのようなスタビライザー
・俯瞰で撮影できる三脚

という、いくつかの答えは見えていたのです。

見えていたのですが、これを一つで解決するガジェットはなかなかないなぁ、と思っていたところ、エレコムが三脚にもなる自撮り棒が付属した手ブレを抑える単軸スタビライザー(P-STB01BK)を発売することを知りました。

使ってみないと分からないと思い、6,980円とそんなに高いものでもないので、物は試しと買ってみました。試してみました。意外といいかもと思っています。レポートします!

エレコムのスタビライザー自撮り棒を買ってみた

エレコム 単軸スタビライザー 自撮り棒 P-STB01BK2 28000

水平方向の単軸スタビライザーなのでDJI OMシリーズのような3軸スタビライザーほどには手ブレ補正できませんが、全くないよりは安定した映像を撮影できるシロモノです。

エレコム 単軸スタビライザー 自撮り棒 P-STB01BK2 28 03002

三脚としても使える自撮り棒が付属しており、これを使うとキャンプのセルフィー動画や料理の俯瞰動画(真俯瞰は難しいけど)も撮影できます。

エレコム 単軸スタビライザー 自撮り棒 P-STB01BK2 28 02001

スタビライザー部分と三脚部分は切り離すことができるので、お好みの三脚を使用することもできます。付属の自撮り棒がコンパクトなので、普段はこれで持ち運ぶと思いますが。

エレコム 単軸スタビライザー 自撮り棒 P-STB01BK2 28 04003

エレコムのスタビライザー三脚のメリットは次のようにまとめられています。

・手ブレを抑える

・簡単起動(ボタン長押し)

・自撮り棒と三脚になる2WAY

・縦撮りができる

・三脚は好きな高さで固定できる

エレコム 単軸スタビライザー 自撮り棒 P-STB01BK2 28 05004

ぶっちゃけますとAmazonで探せば中国メーカーが発売しているようなもう少し安い製品もあったのですが、デザインの良さと、国産メーカーの安心感を取りました。差額も2,000円くらいだったので。

エレコム 単軸スタビライザー 自撮り棒 P-STB01BK2 28 07006

スタビライザー部分にはスマートフォンを挟み込むだけなので簡単です。利用も電源ボタン長押しで起動。あとは1回押すごとに90度ずつ回転します。

使用できるスマートフォンのサイズは4.7〜6.7インチです。ぼくはiPhone 11 Pro Maxで問題なく使用できています。

エレコム 単軸スタビライザー 自撮り棒 P-STB01BK2 28 06005

自撮り棒がメインで三脚としての使い方はサブかなと思いつつ、個人的には思い切り活用しそうです。自撮り棒の末端をシュッと開いてミニ三脚になります。

高さは約213mm〜730mmで調整できます。風が吹いている屋外では不安定になるので気をつけてください。

スタビライザー自撮り棒を試してみた

エレコム 単軸スタビライザー 自撮り棒 P-STB01BK 28 03002

春の陽気に誘われて、桜の名所までテスト撮影に行ってきました。この状態でスタビライザーは高さ75mm(直径45mm)、三脚は高さ213mm(直径30)です。

エレコム 単軸スタビライザー 自撮り棒 P-STB01BK 28 04003

早速、三脚にして立たせてみます。スタビライザーも起動中。

エレコム 単軸スタビライザー 自撮り棒 P-STB01BK 28 05004

取り付け方や画角によっては、スタビライザーが写り込んでしまうこともあるので注意してください。三脚を広げて高さは約213mmです。

エレコム 単軸スタビライザー 自撮り棒 P-STB01BK 28 06005

シュイーンと三脚を伸ばしたところ。高さは約730mm、思っているより伸びると感じました。

小さい三脚ですので、風が吹いている時は注意です(倒れたのでキャッチしました)。屋内ならその心配はないでしょう。

エレコム 単軸スタビライザー 自撮り棒 P-STB01BK 28 08007

料理動画でやってみたかった俯瞰の撮影も可能です。iPhoneを真下に向けることもできますが三脚が写り込んでしまうので、やや顔を上げる感じで角度をつける必要はあります。

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真俯瞰とまではいきませんが、上方からの撮影はこれで可能になりました。三脚のフットプリントも小さくコンパクトなので、キッチンにも置きやすいと思いました。

何より小さくてセッティングが楽なので、撮影自体を億劫に感じることはなさそうです(大きい三脚だとセットアップが面倒で)。

カードゲーム配信をしているとか、何か手元の配信をしている人にも良さそうと思いましたが、どうでしょうか。

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スタビライザーの本領が発揮される手持ちの撮影。重さは約275gなので、そこまで「重い!」という感じはしませんが、ずっと手を伸ばしていたら疲れるでしょうね。

エレコム 単軸スタビライザー 自撮り棒 P-STB01BK 28 11010

自撮り棒を最大まで伸ばして撮影しているところです。自撮り棒といいつつ、あまりセルフィーすることもなさそうではありますが。

実際に撮影している様子と撮影した動画もご覧ください。

さすが水平方向のスタビライザーです。水平移動は安定しています。

ぬるぬると水平移動しているのが分かります。

単軸のスタビライザーですが、とってもそれっぽい動画になっている気がしますね!

エレコムのスタビライザー自撮り棒の感想

自撮り棒といいつつ、使ってみた感想としてはミニ三脚のついた一脚くらいの感覚でした。昨今の一脚には同様にミニ三脚が搭載されているものもありますので、こういう形状は珍しくはありません。

ただ、スタビライザーも含めて自撮り棒サイズでパッケージングされているものを見たことがなかったのですよね。

そういう意味で、スタビライザー、三脚、ときどき一脚という、まさに一石三鳥な使い勝手が魅力的に見えたので購入しましたし、試してみると思っていたような使い方ができそうだと思っています。

3軸じゃなくて単軸のスタビライザーってどうだろうと思っていたのですが、まあまあ悪くないんじゃないかな、という感想です。

手元にスマートフォンがあって、ちょっと良い感じに動画投稿してみたいなぁ‥‥なんて思っていた人には価格的にもうってつけではないでしょうか。

改めてAmazonをチェックしたら、9%オフの6,345円に値下げしておりました。楽天市場だと6,000円を切ってるものもあります。

しばらく、エレコムのスタビライザー自撮り棒を使って色々と動画投稿してみようと思います!

追記:こんな動画をYouTubeに投稿してみました → “うろおぼえ”でペペロンチーノを作っている動画を例の自撮り棒で撮影→iPhoneで編集してYouTubeで公開してみました