IDG、Macworld Expo ボストンから撤退

IDG、Macworldボストンから撤退だそうです。

「2年間、Apple抜きでエキスポをボストンで開催してきた」とIDG World Expo広報担当のMike Sponsellerは述べた。しかし、出展者関係者と話し合った結果、今後のエキスポに対する要求があまりないことが明らかになったと同氏は述べた。

IDGが2002年にMacworld Expoをニューヨークからボストンに移したことにより、Appleが参加しないと表明、結果的に規模がどんどん小さくなり、最終的にはイベントから撤退せざるを得ないことになったとのこと。

ニューヨークとボストンだと、確かバスで4~5時間。食べ物も美味しいしキレイな街並みですが、いかんせん多くの人を呼ぶのには適していなかったということでしょう。ニューヨークに残っていれば、また状況も違ったのかもしれません。

年2回開催されるMacworld EXPOは、Macコミュニティにとって年間最大のイベントで、特に最高経営責任者(CEO)Steve Jobsの基調講演を聞くために一堂に会する場である。Appleは、毎年1月にサンフランシスコで開催されるエキスポに引き続き参加しており、Jobsは大事な発表を行う場としてこれを利用している。

Macworld Expoと言えば、Jobs氏が登壇して基調講演を行い新製品発表を見るのがMacユーザにとっての楽しみですから、そういう意味ではJobs氏抜きのExpoはきつかった。

ニューヨークでは数万人が訪れていたMacworld Expoも、ボストンには8,000人程度と大きく減少していたそうです。手作り感覚溢れるイベントになっていたようですが、ショーとしては厳しかったのでしょうね。

「夏のエキスポ後に、我々は出展者や業界関係者を対象に多くの調査を実施した。その結果、業界が求めているのは年一回の大規模なエキスポであることがわかった」とSponsellerは述べた。

Apple自身、Expo以外にも新製品発表の場を随時作っています。

ところで、東京のMacworld Expoは復活しないでしょうかねぇ‥‥。

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