【即問】音楽ネット配信本格化、利用する? − 4人に1人が音楽配信サービスをすでに利用という記事より。
あなたはネットでの音楽配信に関心がありますか。ネットでの配信サービスが普及したら、CD購入とネット配信利用、どちらを選びますか。
日経BPの「即問速答!」調査です。ネット調査というバイアスを考慮して結果を見てみてください。
音楽配信サービスを「利用したことがある」は26%。年齢別に見ると、20歳台が30%で最も高いのに対し、60歳台では15%と、若い世代ほど利用率が高い傾向にあります。
4人に1人と25%では、随分と受ける印象が違うな、と感じました。なお利用したことがあるサービスは、「パソコンやデジタルオーディオプレーヤー向け」が93%、「携帯電話向け」が14%なので、圧倒的にPCで音楽をダウンロードしている、ということになります。
なぜ利用するのか、という質問には、「いつでも好きな時間に買うことができるから」「好きな曲だけを買うことができるから」がともに7割を占めています。うん、分かる。欲しい時にすぐ買えるというのは本当に便利です。それだけに欲しい楽曲がないとガッカリするのですが‥‥。
逆に利用しない理由に関しては、
「デジタルオーディオプレーヤーを持っていないから」が4割強で最多。次いで「楽曲数が少ないから」「セキュリティの不安があるから」が3割前後。
などとなっています。プレーヤーをもっていてこそ、やはりメリットを享受できますからね。他にも音質に疑問という意見もあるようです。
「ネット配信が本格化し、自分の欲しい楽曲がネットでも得られる場合、CD購入とネット配信サービスの利用とどちらを選ぶと思うか」に関しては、シングルでは配信サービスを選ぶ人が65%いるのに対し、アルバムでは23%となっています。
この結果を見ると、音楽配信サービスにどんどん楽曲を提供して聞いてもらうことができれば、アルバムが売れる、という構図になるんでしょうかね。
「レコード会社が自社のアーティストを囲い込んでいる」「著作権者である供給側の都合が優先されているため、使い勝手のよいサービスが少ない」などの意見もありますが、iTunes Music Storeで状況が変わっていくかもしれません。