ネットユーザーのポッドキャスティング認知度は68%、利用経験は27%という記事より。
ニフティは8月25日、ポッドキャスティングの認知度や利用状況などについて調査した結果を発表した。それによると、ポッドキャスティングを知っている人は全体の67.9%で、利用経験者は27.3%だった。
ニフティが運営するPodcastingサイト「Podcasting Juice」での調査結果だそうで、PodcastingサイトでPodcastingを知っているか、というアンケート調査はいかがなものかとも思えるのですが、Podcastingの認知度も確実に高まっているのかな、と感じます。
ポッドキャスティングの利用経験者のうち、ブログの作成経験者は49.2%だった。「ブログの作成経験や作成意志を持つユーザーほど、ポッドキャスティング利用経験や認知度が高い傾向にある」
逆にブログを書いたり読んだりしている人でないと、Podcastingの存在を知らないかもしれませんね。まだまだニッチですけど、しかし「聞く」という行為は広く万人に受け入れられやすいのでは、とも思います。
いま、ラジオにとってはチャンスなんじゃないでしょうかね。今後、動画を「見る」という行為も一般的になるのは間違いないのですが、iPodなどで「聞く」のはなくならないでしょう。音楽を聞くのもいいけど、意外にトークも楽しいもんです。
ラジオと違い、自分が聞きたいチャンネルを放り込んでおけるPodcastingは、非常にメリットが大きいですから、コンテンツをノウハウを持っているラジオにはチャンスなのではないかと思います。
ポッドキャスティングで最も関心が高いジャンルは「音楽番組」で、全体の83.9%を占めた。2位は「トーク/バラエティ」(41.9%)、3位は「ニュース」(33.5%)だった。
毎朝、通勤電車でニュースを「聞く」というのもなかなか良いですね。
ポッドキャスティングを使った情報発信に興味があるユーザーは38.1%だった。しかし実際に、情報発信を行っている回答者は少数派で、わずか1.5%だった。
発信者側に回るのに少し敷居が高いのは仕方ないですね。その内、ブログが登場したように、Podcastingを簡単に開始することができるようなサービスが登場するのでしょうかね。
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Podcasting Juice訪問前からポッドキャスティングを知っており、利用していると答えた人は27.3%、知っていたが利用したことがなかった人は40.6%いた。
調査は2005年7月7日(木)から8月14日(日)までの期間で実施。3995人の回答があった。