YouTube、青木ヶ原樹海で自殺者を撮影し投稿したローガン・ポールをおすすめから除外

2018 01 11 1457

YouTubeが、日本を訪れ、青木ヶ原樹海で自殺者を撮影しYouTubeに投稿したYouTuberのローガン・ポール氏を「グーグル・プリファード(グーグルのおすすめ)」から除外したようです。YouTube、日本の自殺者を映した人気投稿者との提携解除という記事になっていました。

「グーグル・プリファード」は、YouTubeで最も人気の高い上位5%の投稿者のビデオに広告が出せるよう、企業に枠をパッケージ販売する仕組みになっている。

自殺者の遺体撮影だけでなく、東京都内での旁若無人ぶりも非難を集めていました。謝罪の投稿もしましたが、非難の声が止むことはありませんでした。

YouTube、“樹海の遺体”動画を公開したユーチューバーを非難によると「暴力的で生々しい内容の動画に関する同サービスの規約に違反したアカウントに区分」されており、さらに広告収入が減ることになるということです。

とはいえ、この謝罪広告も4,000万回近く再生されていますし、どうやってもそれなりの広告収入はローガン・ポール氏に入っていくことになるのでしょう。

内容はともかくPVが稼げれば収入が増えるという仕組み上、こうして投稿内容がどんどんエスカレートしていくのはやむを得ないところがあります。フェイクニュースやまとめサイトもそうですが、Google AdSenseのような広告ネットワークがそこに寄与してしまっている、という事実もあるのですよね。

内容は関係ない、アテンションだけ集めればいいんだ‥‥という流れが断ち切られない限りは、同じようなことは繰り返されるように思います。