島田洋七 2度目の吉本“退社”という記事より。
漫才コンビ「B&B」の島田洋七(57)が5月末にも所属事務所の吉本興業を離れることが9日分かった。関係者によると、大ヒット中の自伝的小説「佐賀のがばいばあちゃん」の収益をめぐり、吉本側と衝突したことが原因とみられる。
「佐賀のがばいばあちゃん」がヒットしている島田洋七が、その収益を巡って吉本興業と衝突し、退社することになったのだそうです。
一度目は1979年に東京進出する際に吉本を離れ、1996年に吉本復帰、今回は二度目の吉本離脱になるということです。お金が絡むと難しいですね。
文庫版は1冊540円(徳間書店)。単純計算でも400万部の売り上げは21億6000万円以上。1冊1000円の豪華本も販売。契約にもよるが、印税契約の場合なら、著者への配当は一般的に10%前後とされている。
なんと21億円! 元々は1993年に自費出版されたものだそうで、足掛け約15年に渡って売られていることになりますね。
漫才ブームの頃は月収が1億円だったという話も聞くのですが、一度はそこから人気がなくなったけれど、しかしそこから21億円を稼ぎだすビジネスを起こすなんて、やはりただ者ではないですね。
行き違いが生じているのは‥‥
洋七の主張は、これまで舞台の合間に自身で文庫本のサイン会を開催するなど「コツコツ続けてきた活動でやっとここまで来た」。一方の吉本側は「いろいろ所属事務所としてサポートはしてきた」としており、折り合いがつかなかったようだ。
という部分だそうです。自費出版が1993年、吉本復帰が1996年ですから、そういった思いもあるのかもしれませんね。
本が売れているときは良いと思うのですが、今後はどうするのでしょうね。文化人として政界進出とかあるのでしょうか。