Xreal(旧Nreal)がCES 2024に向け新しいARグラス「Xreal Air 2 Ultra」を発表しました。6DoFの空間トラッキングとハンドトラッキング、より広い52度のFOV(視野)を持ち、価格は699ドルです(日本円では99,800円)。
Engadgetは「Xreal Air 2 Ultra」は「Apple Vision Pro」の手頃な価格の代替品のようだと伝えています。Xreal Air 2 Ultra is an affordable alternative to the Apple Vision Pro, apparentlyという記事です。
「Xreal Air 2 Ultra」発表
公式サイトの情報によると、以下のようなスペックです。
長さ:148.5mm
幅:48mm
高さ:161.5mm
重さ:80g
FOV(視野角):52度
Sony OLEDマイクロディスプレイ
解像度:1920*1080ピクセル(各眼)
リフレッシュレート:最大120Hz(2Dモード120Hz、3Dモード90Hz)
輝度:最大500nits(2Dモード:30-500nits、3Dモード:20-250nits)
ユニットベースの色校正
*3Dは3840*1080の立体視映像モードを指し、2Dは1920*1080の平面視映像モードを指します
チタン製フレーム
ゼロプレッシャーノーズパッド(S/M/L)
3段階調整テンプル
3D環境センサーx2
ハンドトラッキング
ヘッドトラッキング
環境認識
6DoFトラッキング
デプスメッシュ(Depth Mesh)
空間アンカー(Spatial Anchor)
平面検出(Plane Detection)
画像追跡
内蔵ステレオスピーカーx2
音漏れ軽減
マイクx2
これが699ドル。価格だけで比較すると「Apple Vision Pro」の3,499ドルより遥かに安いです。日本円にると、10万円と50万円くらいの違いがあるでしょうか。
「Xreal Air 2 Pro」と「Xreal Air 2」はウェフラブルのパーソナルディスプレイという位置付けでしたが「Xreal Air 2 Ultra」は6DoFの空間コンピューティング機能に重点を置いており、歩き回りながら仮想オブジェクトを現実世界にマッピングすることができるということです。
これは、前面のデュアル3D環境センサーと、Galaxy S23またはS22、iPhone 15、またはXrealのNebulaランチャーを実行できるMacまたはWindowsマシンのクアルコムのSnapdragonプロセッサーによって可能になるとのこと。
没入感でいうとヘッドマウントディスプレイが優位だと思いますが、手軽さでいうと、やはりメガネの形状が優位でしょう。
「XREAL Air 2 Ultra」は日本でも予約受付中です。