【Meta】今後4年間のAR/VRハードウェアロードマップを公開し「Quest 3」の詳細も明らかに 〜薄さは半分、性能は2倍、MR搭載、価格は400ドル強

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Meta(旧Facebook)が従業員向けの社内プレゼンテーションを実施し、今後4年間のAR/VRハードウェアロードマップを公開しました。The Vergeが、This is Meta’s AR/VR hardware roadmap for the next four yearsとして伝えています。

During an internal presentation, Meta execs laid out plans for three new Quest headsets, AR glasses in 2027, and a ‘neural interface’ smartwatch.

「Quest 3」の詳細も明らかに

今後4年間のロードマップということで、かなり様々な製品に関しても言及されたようです。具体的には、3つの新しいQuestヘッドセット、2027年に登場予定のARグラス、さらに「ニューラル・インターフェース」のスマートウォッチの計画です。

まずは2025年にディスプレイ付きのスマートグラスと、それをコントロールするためのニューラル・インターフェースのスマートウォッチがともにリリース予定。

2027年に本格的なARグラスをリリースし、マーク・ザッカーバーグCEOは、これが携帯電話並に普及すると予測しているということです。

ぼくも流れ的にはAR/MR、さらにはメガネくらいのサイズまで小さくなり、その段階でようやく一般に普及していくと考えています。問題はそれがいつかになるかということですが、Metaとしては4年後の2027年をその入口としたいようですね。

一方で、そこにたどり着くまでにはまだまだ大きめのヘッドセットデバイスも必要で、2023年後半にリリース予定の「Quest 3」の詳細も明らかにされています。

「Quest 3」は「Quest 2」と比較して薄さは半分に、そして性能は2倍、MR機能を搭載。価格は400ドルの「Quest 2」より若干高くなると伝えられたそうです。アイトラッキング機能などハイエンドの機能を取り除いたデバイスのイメージでしょうか。

それにしても薄くて軽く性能が上がり、価格も500ドル前後でMR機能まで使えるとなったら、小型軽量のARグラスを待つまでも爆売れするんではないかという気もしますが、どうでしょうね。

MR体験を含む41の新しいアプリとゲームが「Quest 3」向けに出荷予定とのこと。家の中を楽に歩くこともできるそうです。

2024年には「Ventura」というコードネームで、より「アクセスしやすい」ヘッドセットを出荷する予定もあるそうです。「Quest Pro」の後継機のようなものはリリースされるとしてもかなり先のようです。

Metaでは、これまでに約2,000万台のQuestシリーズを販売していますが、残念ながら2022年のクリスマスシーズンに購入した人たちは、初期のユーザーほど熱狂的ではないということも明らかにされています。

とはいえ「Quest 3」には期待せざるを得ません。早く詳細なスペックを知りたいものです。