TikTokを眺めていたら、観覧車のように回転するボートを運ぶ施設が出てきて、よくできたCGだと思いつつ検索したら、スコットランドにある世界唯一の回転式ボートリフト「ファルカーク・ホイール（Falkirk Wheel）」だと知って驚きました。
回転式ボートリフト「ファルカーク・ホイール（Falkirk Wheel）」
Wikipediaによると「ファルカーク・ホイール（Falkirk Wheel）」は、スコットランドにある回転式のボートリフトで、ファルカークという町から名付けられています。
高低差24mある、フォース・アンド・クライド運河とユニオン運河を繋ぎます。2002年に開通しました。
この記事によると、2つの運河は以前は11基の水門で接続されており、通過するのに丸一日を要したそうです。1930年代に使用されなくなり、1933年に解体されたそうです。
もともと水門があったところに、千年紀接続計画（Millenium Link project）の一環として「ファルカーク・ホイール（Falkirk Wheel）」が計画されました。
実際にはユニオン運河は更に11メートル高い所にあるため、さらに二基の水門を通る必要があるということです。そのため、観光船もホイールの上下だけをしています。
実は埼玉県の旧浦和市には「見沼通船堀」という閘門式運河（こうもんしきうんが）があり、小学生のときに授業で習います。3mの水位差を克服するために関を作って上下するのですが、まさに「ファルカーク・ホイール（Falkirk Wheel）」を見て思い出しました。
