音楽ユニット「ヨルシカ」が、萩原朔太郎の詩集「月に吠える」から着想を得た新曲「月に吠える」のMVを公開しています。「月に吠える」は2021年10月6日リリースです。
新曲「月に吠える」は「又三郎」「老人と海」に続く文学オマージュ作品で“日本近代詩の父”と称される萩原朔太郎の詩集「月に吠える」をモチーフに制作されたものです。
月に吠える犬は、自分の影を怪しみ恐れて吠える。本詩においての月は魂であり、衝動であり、自らという獣のメタファーでもある。それは表現という形に姿を変えて、体の内側から表れる。
「月に吠える」は萩原朔太郎の処女詩集で、1917年に刊行され詩壇・文壇から激賞され、朔太郎の詩人としての名声を高めたそうです。
「月に吠える」は青空文庫で読むことができます。