浦和レッズ・エジミウソン、背番号“9”に「福田さん、永井さんが伝説のストーリーを築き上げてきたことも聞いている」

浦和に3年ぶり背番「9」エジミウソンという記事より。

“ミスター魂”を継承する。J1浦和は20日、さいたま市内で始動した。今季の背番号も発表し、FWエジミウソン(28)が「9」に決定。“ミスターレッズ”と称された元日本代表FW福田正博氏が背負った特別な番号で、背番号固定後は永井雄一郎(現清水)と2人しか付けていない。

福田正博がつけ、そして永井雄一郎が背負った、浦和レッズの背番号「9」。永井が移籍した後は、2年間の欠番となっていました。

ミスターレッズ・福田正博がつけていた背番号だけに、誰が「9」を背負うのかということは浦和レッズサポーターの最大の関心事であり、ふさわしいのは誰か、という議論もあったことでしょう。

2年間の空位の後「9」を背負うことになったのは、エジミウソンです。

エジミウソンの背番号「9」には、浦和レッズサポーターの中にも複雑な思いを持っている人が少なくないようです。

確かに、チーム得点王にはなっているのですが、ここぞという時の、印象に残る得点が多くないのも確かです。

しかし、当のエジミウソンはどう思っているのか?

「2年間、だれもつけていなかったことは知っている。福田さん、永井さんが伝説のストーリーを築き上げてきたことも聞いている。そのストーリーの1人になれたらと思う」

浦和レッズの背番号「9」の重みは、エジミウソン自身も分かっていました。「9」を背負うということは、エジミウソンの覚悟でもあるのかもしれません。

たかが数字、されど数字。

「チームワークで進んでいきたい。去年と違う新しいチャレンジをしたい。20ゴール取れたらいい」とエジミウソンは語ります。ぜひ、新しい「9」の歴史を作って欲しいと思います。

浦和レッズの全選手の背番号は、浦和レッズ・全選手の背番号(2011シーズン)で確認してください。