その昔、中山道の浦和宿、須原屋の前に「麺屋 八頭龍（おろち）」があったんです。閉店してしまったのですが。
時を同じくしたくらいだったと思うのですが、17号バイパスを走っているときに、同じ「麺屋 八頭龍」を発見したのです。移転したのかどうか分かりませんが、ようやく10年越しくらいで再訪してきました！
「麺屋 八頭龍 バイパス店」八頭龍ラーメンを食べた感想
約10年前に食べた「麺屋 八頭龍」はオープン記念で麺が増量しており、なんだかとっても苦しい記憶でした。美味しかったんですけど。
なんとなくそのイメージが強くて足が遠のいてしまったのですが、今回は無事に払拭することができました。さっぱりした丸鶏スープに牛脂が美味しいのです。
17号バイパスを戸田方面から北へ走ると、西浦和を超えたあたりでこんな看板を見た記憶はないでしょうか。
国道沿い、駐車場あり。クルマで行くなら絶好のロケーションです。逆に「麺屋 八頭龍 バイパス店」目当てで電車で行こうとすると大変です。
現在は、この「麺屋 八頭龍 バイパス店」のほか、戸田に「麺屋 八頭龍 戸田店」があります。
21時過ぎだったこともあり、店内は疎な感じでした。既にいるお客さんもカウンターやテーブルにまばらで座っている感じ。入る時にもアルコール消毒を確認されます。徹底した感染対策。
さて、メニューです。
看板メニューは丸鶏スープに和牛脂の八頭龍ラーメン（750円）です。支那そば（650円）、特製味噌ラーメン（830円）。
トッピングも煮玉子、焼海苔、バター、白髪ネギ、辛ネギ、とろ豚、鶏チャーシュー、炙りチャーシューなど豊富です。
さらに、つけ麺、まぜそば（牛魔王）が代表的なメニューとなりますが、いずれも750円〜900円くらいで、思っていたよりリーズナブルな印象です。
他にも「王様の唐揚」という名物があり、これは1個230円ですが、麺類オプションの定食にすると、唐揚1個＋ごはんが300円です。
唐揚げも食べてみたかったのですが、でも最近はそんなに食べられないな、と思い直し、八頭龍ラーメンにとろ豚をつけてみました。とろ豚つけるんかーい！
注文してセルフサービスの水を注いでいたら、意外なほどスピーディーに着丼。
どうですか！ ラーメンが白い！
そして、とろ豚が大きい！
こんなにとろ豚が大きいとは思いませんでした。肉たっぷり食べたい人には、かなり嬉しいトッピングです。こうなるとライスも食べたくなりますが、間違いなくトゥーマッチです。
八頭龍ラーメンの具材はネギ、太いメンマ、海苔、嬉しいキクラゲ、さらに鶏チャーシューに炙りチャーシューとたっぷり。これで750円（税別）は安く感じます。
スープの表面には牛脂が浮いているので、けっこうオイリーな感じに見えるじゃないですか？
でも、スープ自体はとても澄んでいるんです。清らかです。無化調の丸鶏スープは、とっても清らかです。
ほんのりと優しい鶏の味。牛脂がコクを添えています。けっこう黒胡椒が多めなのも個人的には好み。こりゃあ旨いぜ。
トッピングのとろ豚は別皿で出てきました。
大柄なオジさんの拳くらいのサイズがあってびっくりしたんですけど。これがそのままラーメンにのっかっちゃってたら大変ですね、確かに。完全にとろ豚ラーメンですよ。
しかも、このとろ豚が250円と‥‥やっぱりタレを全て吸わせるライスが欲しくなるし、夜の呑み需要をここで発散してみたかった‥‥。
麺は個人的に細めんの次に好きな平打ち麺です。もかしたら中太麺くらいかもしれないけど、やや平らだと思うのですよ。平らな麺の食感が好きなんですよね。ツルツルじゃない感じが。
鶏チャーシュー！
炙りチャーシュー！
そして第三の肉、とろ豚！
口の中でトロトロとろけて最高！
スープも脂っぽそうに見えて、その実、意外なほどにさっぱりとしているのでゴクゴクと飲んでしまいました。
とろ豚もサイズが大きいので、ライスを頼まなくて良かったと思える満足感です。次回は唐揚を食べるぞ！
なんとなく足が遠のいちゃっていたんですけど、完全にイメージがアップデートされました。また「麺屋 八頭龍」に行こうと思います！
ごちそうさま！！！！！
「麺屋 八頭龍 バイパス店」住所と地図
住所：埼玉県さいたま市桜区中島4-6-25
