2016年4月29日にイオンモール浦和美園店にオープンした「東京じゃんがら」で食事をしてきました。あれ? 九州じゃないの? と思ったのですが、提携により「東京じゃんがら」があちこちに増えているようです。お馴染みの「九州じゃんがら」や「ぼんしゃん」の他、オリジナルの「醤油じゃんがら」「じゃんがらブラック」「じゃんがらタンメン」などもあります。ファミリー向けに子供メニューがあるのも嬉しいところです。
「九州じゃんがら」と「東京じゃんがら」の違いは?
恐らく、多くの人が「九州じゃんがら」と「東京じゃんがら」は違うの? と思うはずです。東京じゃんがらの公式ページによると次のように書かれていました。
うまか、楽しか、じゃんがらWORLD」をテーマに、とんこつを極めて30年の『九州じゃんがら』と『NRE』がタッグを組んでチャレンジする新業態。
現在「九州じゃんがら」は秋葉原、原宿、表参道、銀座、赤坂、日本橋、池袋と都内を中心に出店しています。これをNRE(日本レストランエンタプライズ)と提携し「東京じゃんがら」として展開していく業態のようです。NREは駅弁なども手掛ける、JR東日本グループの会社です。
最近、エキナカで「東京じゃんがら」を見かけることがあったのですが、こうした理由があったのですね。イオンにも出店したところを見ると、日本全国のショッピングモールにも出店していく計画なのでしょう。
「東京じゃんがら」メニュー
基本メニューは「九州じゃんがら」をベースに、家族で行ける、豚骨ラーメンが苦手な人でも行けるということをコンセプトにしつつ、メニューも開発されているようです。
「九州じゃんがら」の場合は豚骨ラーメンが好きな人がわざわざ行列に並ぶのは自明ですが、地方のショッピングモールともなれば、お父さんと子供たちは豚骨ラーメンが好きだけどお母さんは苦手、ということもあるでしょうから、その点は「東京じゃんがら」はバリエーションが豊富です。
テーブルには「九州じゃんがら」でもお馴染みの、食べ放題の紅しょうがや辛子高菜もありました。
さて、メニューです。
こちらはセットメニューです。ラーメンにプラスできるごはん類や餃子などがあります。最高で唐揚げ4個にライスで580円です。
こちらはメインメニューの「九州じゃんがら」です。メンマ、キクラゲ、半熟味玉子、チャーシュー、ダブル角肉、明太子の全部入りで1,350円です。
ベースとなる「九州じゃんがら」は680円、他にも半熟味玉子入りやねぎ明太子の他、好みでトッピングすることも可能です。
ちょっと発見というか驚いたのは「九州じゃんがら」が「東の横綱」として「あっさり東京風とんこつらあめん」と定義されていたことです。あれ、じゃんがらって東京とんこつだったの?
「九州じゃんがら」のサイトで確認すると、東京風とんこつという書き方はされていないので(マイルドとんこつスープと書かれている)、これは豚骨ラーメンが苦手な人もターゲットにしているのかもしれません。
「西の横綱」は「マイルドぼんしゃん」です。確か「ぼんしゃん」は濃厚なバージョンだったはず‥‥と思い「九州じゃんがら」のサイトで確認すると、やはり久留米・博多ラーメンをルーツとした「濃厚とんこつスープ」と書かれていました。
「ぼんしゃん」は「マイルドぼんしゃん」になっていますし、店舗の方向性的に濃厚な豚骨ラーメンを期待して「東京じゃんがら」に行くと、ちょっとあてが外れてしまうかもしれません。
「じゃんがらブラック」もありますが、これは富山ブラックのようなラーメンかと思いきや「マー油(焦がしにんにく油)を使用したコクのとんこつ」と説明されています。いわゆる「九州じゃんがら」でいうところの「こぼんしゃん」にあたるのでしょう。実際には「マイルドこぼんしゃん」になると思いますが。
「じゃんがらタンメン」は「東京じゃんがら」のオリジナルメニューです。「味噌じゃんがら」は「九州じゃんがら」では「じゃんがら味噌」があります。「辛味噌じゃんがら」はありませんが「レッドじゃんがら」はあります。
汁なしの「まぜちゃん」、つけ麺の「つけちゃん」は、それぞれ「九州じゃんがら」と同じです。
「ベジじゃんがら」「ベジ醤油らあめん」は「東京じゃんがら」オリジナルのメニューのようです。豚骨ラーメンが苦手という人向けのメニューです。
さすがショッピングモール内の店舗と思ったのは、お子様メニューがあるところです。わんぱくセット、お子様じゃんがらなど、ファミリー利用でも安心です。それぞれドリンクバーが付いています。
豚骨ラーメンといえば替え玉です。「東京じゃんがら」でも替え玉は可能です。替え玉は120円、半替え玉は60円です。
「東京じゃんがら」食べてみた!
次男が注文した「お子様じゃんがら」です。非常に美味しかったそうで、後から半替え玉しました。麺の分量的には半替え玉してちょうど1人前くらいだと思います。ネギが苦手なら最初にネギ抜きでお願いしておくと良いかも。
長男が注文した「九州じゃんがら ネギ明太子」です。長男曰く「一風堂よりも美味しかった」と。
ぼくが注文したのは「九州じゃんがら 半熟味玉子」です。オーダー時に麺を聞かれなかったのでうっかりしてしまったのですが、硬めが好きな人は忘れずに。店内には、あまり麺の硬さに関する注意書きはなかったので、あまり推奨はしていないのかもしれませんが、豚骨ラーメンといったら、やっぱり麺はバリカタとかハリガネでしょ!
替え玉は硬めでお願いしました。紅しょうがや辛子高菜を投入してペロリ。
さて、肝心の味のほうですが、口にした最初の感想は「あれ、こんなにあっさりだったっけ?」というものでした。「九州じゃんがら」でも「ぼんしゃん」を食べることが多かったので、口がすっかり濃いめになってしまっていました。
濃いめが良いので次回は「マイルドぼんしゃん」にしてみようと思いますが、それでもどこまで濃いか‥‥こってりの豚骨ラーメン好きには「東京じゃんがら」の地方進出は嬉しくありつつも、どこまで濃いのか、悩ましくもあります。濃いめとかオーダーできたらいいのに〜。
ごちそうさま!!!!
「東京じゃんがら」店舗
2016年5月現在「東京じゃんがら」は以下の店舗となります。
・東京じゃんがら ecute上野店
東京都台東区上野7-1-1 JR上野駅構内
・東京じゃんがら 丸の内店
東京都千代田区丸の内1-7-4 東京駅丸の内北口 高架下 味の散歩道
・東京じゃんがらカラフルタウン岐阜店
岐阜県岐阜市柳津町丸野3-3-6 「カラフルタウン」1階
・東京じゃんがら秋葉原店
東京都千代田区外神田1-17-6 JR秋葉原駅構内
・東京じゃんがらイオンモール浦和美園店
埼玉県さいたま市緑区大字大門3710 「イオンモール浦和美園」1階
詳細は公式サイトでご確認ください。