Twitter利用率は8.2%、認知率は7割超える~富士通総研調べという記事より。
富士通総研は1日、マイクロブログサービス「Twitter」の利用状況に関する調査結果を公表した。それによれば、Twitterという言葉を知っている人は70.2%に上ったが、現在利用している人は8.2%にとどまった。
富士通総研が、15歳〜64歳までの5,415人を対象に行ったインターネット調査によると「ツイッター」という言葉を知っている人は70.2%に上ったものの、実際に利用している人は8.2%に留まったということです。
「えっ、そんなに少ないの!?」という気もしますが、IT関係以外の知り合いを見渡してみれば、確かにツイッターのアカウントを持っているのはごく少数派でしょう。
それでも、飲み屋でたまたま会ったお客さんで「ツイッターをやっている」という人も増えてきた気はしますが。
よく言われるのは「ツイッターは利用者の年齢が高め」ということなのですが‥‥
年代別の利用率では10代が14.9%で最も高く、20代は12.4%、30代は7.4%、40代は7.9%、50代は4.5%、60~64歳は4.1%だった。職業別の利用率では学生が16.6%と高く、「大学生を中心とした若年層の利用が多い」(富士通総研)。
調査では真逆の数字が出てきています。高校生あたりに広がり始めているということなのでしょうか。
「10代と20代は利用頻度が高く、PCと携帯電話の両方でアクセスする人の比率が高かった」とも。
ツイッターに感じるメリットは次のように挙げられています。
・リアルタイムに情報発信ができる(52.5%)
・ブログより更新が簡単(52.2%)
・新鮮な情報がある(41.3%)
・新しいメディアなので面白そう(26.8%)
・有名人の情報にアクセスできる(21.9%)
手軽な情報発信と情報収集、でしょうか。
富士通総研によれば、Twitterのメリットは年代により評価が異なっていたのが特徴。具体的には、10代と20代が「リアルタイム性」を高く評価したのに対し、40代と50代は「新しいメディア」や「有名人の情報」に対する評価が高かったとしている。
このあたりも興味深いですが、高校生はオープンなメーリングリストのように使っている、なんていう話もツイッターでは見かけました。
とりあえず、まだ利用者が10%に満たないとすれば、まだまだユーザが増えていく可能性が残されている、ということですね。ツイッタードラマをきっかけに、更なるブレイクをしていくでしょうか。
▼Masato Kogure (kogure) on Twitter
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利用内容も年代で異なった。10代と20代は1日の利用頻度が高く、PCと携帯電話の両方でアクセスしている人の比率が高かった。Twitterをリアルタイムのコミュニケーションツールとして使いこなしていると見られる。