2014年秋から始まるNHK連続テレビ小説「マッサン」は、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝と、その妻である英国人のリタがモデルとなるそうです。ウイスキーの物語がついに! NHK朝ドラ:外国人がヒロインに 来秋放送「マッサン」という記事になっていました。
NHK大阪放送局は18日、来年秋から半年間放送する連続テレビ小説(第91作)は、オーディションによる外国人がヒロインの「マッサン」に決まったと発表した。外国人がヒロインを務めるのは初めてで、脚本家は映画「フラガール」などを手がけた羽原大介さん(48)。
女性ヒロインが外国人を務めるのは初めてのことだそうです。オーディションでリタ役を選ぶそうですが、どんな人が選ばれるのでしょうか‥‥「日本語を話せる白人女性を念頭」ということですが、既に日本で活躍しているハーフのモデルとかなんでしょうか。
ちなみに「マッサン」は、リタが呼ぶ夫の愛称だそうです。「まさたか」が「マッサン」と。
竹鶴政孝 – Wikipediaにもありますが「日本のウイスキーの父」と呼ばれる人物です。
1929年、鳥井信治郎に招かれ寿屋(現在のサントリー)山崎蒸溜所初代工場長として、日本初の本格スコッチ・ウイスキー製造を指揮。その後、より本格的なスコッチの製造を指向して大日本果汁(現在のニッカウヰスキー)を興した。あくまでも品質にこだわり続けた技術者として知られる。
サントリーにも縁があるのですね。
山崎蒸留所に関しては、こんな逸話があるそうです。
竹鶴は、製造工場はスコットランドに似た風土の北海道に作るべきだと考えていたが、鳥井は消費地から遠く輸送コストがかかることと、客に直接工場見学させたいという理由で難色を示した。竹鶴は大阪近辺の約5箇所の候補地の中から、良質の水が使え、スコットランドの著名なウイスキーの産地ローゼスの風土に近く、霧が多いという条件から山崎を候補地に推した。工場および製造設備は竹鶴が設計した。
こうした経緯から、山崎蒸留所が誕生した、と。工場の設計にも携わっていたのですね!
「マッサン」楽しみです。
ヒゲのウヰスキー誕生す (新潮文庫) | ||||
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