カナダやアメリカなどの北米では、あまりSIMフリーiPhoneのメリットを感じられかなぁ、と思っています。というのも、トラベルSIMを買いにくいのと、料金プランもメリットが感じられるものがあまりないからです。であるならば、日本から現地で使用できるモバイルルーターを借りていくのが便利だし現実的です。
ということで、カナダ・アルバータ州、マレーシア・コタキナバル、カナダ・モントリオールに続き、アメリカのサンディエゴでも「グローバルWiFi」のモバイルルーターをモニターさせて頂きましたのでレポートします!
「グローバルWiFi」の使い方
大まかな「グローバルWiFi」の使い方は以下のようになります。
1. サイトで見積もりをする
2. サイトで申し込みをする
3. 受け取る(空港または宅配で)
4. 現地でモバイルルーターの電源を入れる
5. iPhoneやPCで接続設定をする
6. 空港で返却ボックスにて返却
ぼくはいつも空港で受け取りしています。
最近、非常に便利だと思っているのがメールでの通知です。事前にフライト情報を登録してレンタルするのですが、出発前と到着後のいい時間に、どこでピックアップできますよとか、ここで返却できますよ、といった情報がメールで届くのです!
以前、あまりの旅の疲れから返却を忘れて鉄道駅に向かってしまった経験があるので、これは本当にありがたいのですよね。
実機レポート:小さいのにバッテリーの持ちが凄かった
それでは、実際にアメリカ・サンディエゴで「グローバルWiFi」のモバイルルーターを使用した感想です。
表面にはSSIDとPASSが記載されており、現地に到着し電源を入れたら、後はiPhoneなどのスマートフォンで設定すればOKです。
最近の飛行機は空港に到着してすぐ、機内にいる時から携帯電話の電源を入れることができる場合がほとんどなのですが、今回のフライトで利用したJALも同様でした。
サンディエゴ空港に到着したらすぐに電源をオンにし、FacebookやTwitter、LINEでの情報収集を開始です(機内WiFiがなかったので)。
ちなみに、iPhoneの場合は日本からのフライト時に機内モードにしておき、現地に着いたらWiFiだけオンにする使い方がオススメです。この状態だと、現地の回線を掴むことがなく、間違ってモバイルデータ通信をしてしまうこともありません。
バッテリーの持ちも十分に1日持ちましたし、基本はサンディエゴのダウンタウンのみで取材の仕事をしていたのですが、電波で困るようなこともありませんでした。ホテルのWiFiの調子が悪いこともあるので、仕事の場合は日本からモバイルルーターを持っていくのは必須かなと思います。
旅慣れていてSIMフリー端末を使っている、現地でトラベルSIMを調達する自信がある、という人にはモバイルバッテリーは必要ないかもしれませんが、多くの一般の海外観光客にとっては心強い味方になってくれるはずです。
「グローバルWiFi」は「THETA S」もレンタル可能!
Facebookも対応したので目にする機会が増えた人も多いと思いますが「THETA S」というカメラを使うと360度の写真や動画が撮影可能です。この「THETA S」も「グローバルWiFi」でレンタルできるようになっているのです!
>>RICOH THETA S レンタルオプション | 海外WiFiならグローバルWiFi
スマートフォンでも十分にキレイな写真が撮影できますが、360度の写真はまた違った思い出を残すことができます。撮影者も含めて、周りのみんなが一度に写れるのは、食事のテーブルなどで使っても楽しいですよ。
カメラ自体は数万円しますので、旅行の時だけと思えばレンタルでも十分に楽しめると思います。