1万円で巨大なジャンボジェットを操れる! シー・シー・ピー「RCエアプレイン ボーイング747 400」という記事。
今回取り上げる「RCエアプレイン ボーイング747 400」は、価格が9,429円という入門機種。しかし、「たった1万円でこれだけの本格的な操縦を楽しめるのか!」という驚きに満ちている。
以前、このシリーズでも紹介されていたラジコン飛行機月光を購入したことがあります。6,000円だったので思わず衝動買いしてしまったのですが、今度はジャンボジェットで10,000円だそうです。
主要なスペックを述べておこう。商品仕様は、ほぼ完成品。わずか数ステップの組み立てがあることはあるが、ごく簡単だ。機体の材質は、軽量でありながら壊れにくいことで知られるEPP(発泡ポリプロピレン)を採用。機体への充電は、付属の9.6Vニッケル水素バッテリーで行なう。操作距離は屋外約100mとされているが、見通しのいい場所であればもう少しOKかもしれない。
月光もそうだったんですが、意外に広い場所が必要です。けっこう思わぬ方向へ飛んでしまい、焦ってそのままコントロールできずに木に突っ込んでしまってとれなくなって冷や汗をかいたりしたので、できるだけ広い場所が望ましいでしょう。当然ですが、人気がないのも重要です。とか考えていると、なかなか飛ばせる場所が限られてくるのですが、寒いこの時期、早朝とかだったらベストかもしれません。人、少ないですから。
月光の時はプロペラだったのですが、ジャンボジェットになって興味深いのは「主翼に取り付けられた2基のダグテッド・ファン」です。ジャンボジェットですからね。どんな感じの音で、どのように回転するのか興味深いですよ。
付属のコントローラーは、別売のアルカリ単3電池が8本必要となる、2本のレバーは、左が「パワーレバー」、右が「旋回レバー」になっている。「パワーレバー」は、上下に倒すことでファンの出力を0〜100%の間で調整できる。旋回レバーは、その名の通り、飛行機の左旋回と右旋回を司る。パワーは100%で上昇飛行、70%で水平飛行、20%で下降飛行となるチューニングだ。
この辺の操作感は月光と同じようです。ただし、旋回レバーの倒し方によってファンの出力が微調整され、より安定した旋回を行なえるという「デジタルプロポーショナル」方式は月光には無かった気がしますね。初心者は助かるかも。
次は機体をやや上向きにして投げてみる。……飛んだ! 手を離れた機体は、そのまま高度を変えずに飛行して、やがて上昇していった。大きな機体が空を飛ぶ姿は、「ブーン」というファンの音も相まって、迫力がある。しばらく安定した飛行を続け、右旋回と左旋回を試す。しかし、筆者には、まだ着地は難しく、失敗してしまった。その後も飛ばせば必ず成功するのではなく、幾度となく失敗をくり返しもした。相応の練習が必要なようだ。
子供の頃って、ラジコン飛行機は憧れだったと思います。それが楽天だと7,000円くらいで手に入るんですから、大人は衝動買いしてください(笑)