「ソーシャルブックマーク」が楽しい

「ソーシャルブックマーク」ということを目に耳にする機会が増えました。これまで食わず嫌いで過ごしてきたのですが、試しにはてなブックマークでネタフルを検索したところ、その楽しさに思わずはまってしまいました。

まずは、ソーシャルブックマークとは何なのか? というところから調べてみたいと思います。

Googleで検索すると、はてなダイアリーの「ソーシャルブックマークとは」というキーワードが上位に表示されます。それによると、

ネット上の人々によって公開・共有されるウェブサイトのブックマーク、またはその集合。これまで個人がローカルに溜め込むものだったブックマークを公開・共有することによって、それらが有益な情報源となることが期待されている。

ということだそうです。ソーシャルブックマークというと“タグ”という概念が出てきて、それだけでアレルギー反応を起こしていたのですが、よくよく勉強してみると、こういうことのようです。

・個人が面白いと思った記事をブックマークする
・ブックマーク時にカテゴリーを「タグ」として付けられる→検索しやすい
・ブックマーク時に簡単なコメントを付けられる
・ブックマークは公開される
・公開されたブックマークは何人からブックマークされている分かる

以上、はてなブックマークで勉強したのでそれを基に説明させて頂きましたが、かようなシステムになっているそうです。

つまり、これまでは個人のPCで主にサイト単位で管理されていたブックマークを、記事単位でみんなで共有しようよ、という考え方だそうです。これって面白くない? 面白いんだって!

そもそも、なんでソーシャルブックマークに興味を持ったかというとネタフルを検索したからだ、と書きましたが、はてなブックマーク – [N]の検索結果のように表示されるのです。

それを見ると、ブックマークされているエントリーは多いけれど、熱烈に支持されているエントリーは少ないな、とかそういうことが分かるようになります。さらにエントリー単位で見ると、例えばはてなブックマーク – [N] ブログはもう終わりだは10人からブックマークされていて、「オレのMovableTypeも消えやしないぜ!」とか「ブログがつまらないという人への無言の抵抗(笑)」といったコメントを読むことができます。

これって、個人がブログで書いてもいい内容ですけど、わざわざブログで書くほどではない、面倒だ、と思っていた人には最適なシステムだと思います。Bookmarkletという仕組みを使い、ワンクリックで記事をブックマークできるので、さくさくブックマークが増えていきます。ぼくの場合、ネタフルのネタ帳として使えるということにも気づきました。

発想は至ってシンプル。しかし、ありそうでなかったサービスですね、ソーシャルブックマークは。いまどんなことが話題になっているの? ということも即座に知ることができて便利です。

こうなってくると、有名人のブックマークとか友達のブックマークとか、もっとたくさんのブックマークも覗いてみたくなってきますね。

はてなブックマーク – ネタフルのブックマーク
↑これはつまり、ネタフルが面白いと思ってブックマークしている記事群です。