Skypeでコスト削減した企業の事例

IP電話ONLINE : 1億ダウンロードを突破したSkypeの脅威(2)という記事より。

Skypeを利用する最大のメリットは,コストの削減。Skypeのユーザー同士は無料で通話できるからだ。もちろん,ソフトバンクBBの「BBフォン」のように,ほとんどのIP電話サービスは加入者同士の通話が無料である。しかし,Skypeはソフトをタダでインストールできるだけでなく,インターネットに接続できる環境であれば,世界中どこでも通話可能。海外の拠点や取引先との国際電話が多い場合は大きな効果を期待できる。

ということで、いきなりMacユーザには身近な秋葉館の事例など登場します。

海外の拠点や取引先との通話にSkypeを活用することで,毎月約10万~15万円かかっていた国際電話料金を削減できた。現在,約30人の社員がSkypeを利用している。

続いて、アジアの雑貨や家具などを販売する生活考房では、

2005年1月にSkypeを導入してからは,毎月20万円程度かかっていた国際電話料金がなくなり,気軽に海外拠点と連絡できるようになった。約60人がSkypeを活用する。

などなど。

無料のソフトウェアをインストールすることで、毎月かかっていた何十万円というコストが削減できるのですから、その魅力は大きいですね。こうした事例が目に見えると、導入してみようかという企業も多いのではないでしょうか。

秋葉館の社長が「いくらタダでも,使い勝手や音質が悪ければ使わない。Skypeの場合は使い勝手がよいだけでなく,音質も携帯電話より上。これは革命だと思う」と語っているように、タダ安いだけではないんですよね。

さらにメリットはコストだけでなく、

導入企業が口をそろえて指摘するのが,コミュニケーションの円滑化。ファイル転送やチャット機能を併用しながらの通話,最大5者までの会議通話など,通常の電話よりも一歩進んだやり取りができる。

ということも挙げられています。