Webアプリをオフラインでも動作させる「Google Gears」公開という記事より。
Google Gearsは、PCがネットワークに接続していない場合などでもWebアプリケーションを利用できるようにするブラウザ拡張。
Googleから、ネットに接続していなくてもウェブアプリを利用可能にする「Google Gears」が公開されました。
ブラウザ拡張として動作し、現時点ではIEとFirefoxに対応しています。
仕組みとしては、PC内にデータベースを持たせて、ネット接続していない場所でもPC内でウェブアプリケーションを利用できるようにするというものです。
まずは「Google Reader」が「Google Gears」に対応しているそうです。
Google Gearsをインストールしている環境でGoogle Readerにアクセスすると、右上に緑色の矢印のアイコンが表示され、オフラインモードに切り替えられるようになる。
最大2,000件のフィードがローカルディスクに保存され、ネット接続せずに読むことが可能になります。後で操作がオンラインにも反映されます。
確かに電車で移動している時など、時間はあるけどネット接続がままならない環境というのがあり、そういう時にRSSリーダの未読を消化できたらな、と思います。
「Google Gears」はオープンソースで公開され、Mozilla、Opera、Adobeと協力していくということで、今後どんなサービスが対応していくのか楽しみです。
ついにGoogleは、オフラインにも進出してきますか。
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