SNSの認知度が50%を下回る、利用経験者も10%未満〜gooリサーチという記事。
SNSの認知度は、「名前だけ聞いたことがある」の27%を含めても47.5%と半数を下回り、「まったく知らない」の52.6%が上回った。また、現在SNSを利用しているユーザーは6.6%で、過去に利用経験があるという2.2%を加えても8.8%と10%を下回っている。
gooリサーチが実施した「ソーシャルネットワーキングサービス利用実態調査」の結果だそうです。
インターネットユーザが対象の調査ですから、一般の人の間ではさらに「SNSってなに?」ということなのでしょう。何度か話題として日経新聞に掲載されているのも見かけた気がしますが、読む方には謎なニュースだったということですね。
しかし、全く宣伝広告はせずにいわゆるクチコミだけで広がっていくネットワークですから、知らない人は全く知らないというのは仕方のないことかもしれません。
現在利用中のSNSは、「mixi」が44.1%でトップ。「livedoor フレンドパーク」が23.5%、「GREE」が20.6%、「フレンドマップ」が12.5%と続く。
やはりmixiがトップですか。利用頻度が「ほぼ毎日」が33.1%、「週4〜5日」が18.4%、「週2〜3日」が19.1%と高いのも、mixiの利用者が多そうなのを伺わせます。
SNSの未経験者では、「あまり利用したくない」を含めると72.7%がSNSに対して否定的で、「絶対に利用したくない」との回答も2.3%存在。
使用していない人にとっては、心理的障壁も大きいのかもしれませんね。orkutを知った時に、確かに「なぬ〜、招待制〜?」と思いましたもんね。
悲劇的なgooリサーチ結果 SNSは認知も利用もされていないという記事もありましたが、これは要するに事業者にとって「悲劇的」ということなんでしょうかね。
「今後のSNSの普及に向けて、一般的にはネガティブに語られることが多いインターネットにも、『リアルな社会と変わらず心地よくコミュニケーションを交わせる場』があることを、サービス事業者側からユーザーに訴えかけていく努力が必要と考えられる」
■関連記事
SNSの利用目的は、「同じ趣味の仲間との出会いのため」(63.2%)、「情報収集や調査のため」(29.4%)、「ビジネス関連の出会いのため」(19.1%)、「広告・宣伝目的」(4.4%)の順で多かった。