Twitterの活用進むテレビ局、理由は「ソーシャルと視聴率の相関性」という記事がありました。Twitter Japan株式会社のビジネスデベロップメントディレクター・牧野友衛氏が講演しています。
牧野氏によれば、世界の1日あたりのツイート数は3億4000万件、アクティブユーザー数は1億4000万人に上り、そのうち半数以上が毎日ログインしているという。また、アクティブユーザーの55%はモバイル経由から利用し、新規にアカウントを開設する6人に1人がモバイル経由だとしている。
アクティブユーザの半数以上が、モバイル経由なのですね。スマートフォンからの利用というのが中心になっている人も少なくなさそうです。
また「日本は世界で2番目にアクティブユーザーが多い国」なのだそう。
まず力を入れているのはTwitterをさまざまな端末で利用可能にすることだといい、その成果としてはAppleの「iOS 5」にTwitterを組み込んだり、数多くのAndroid端末にもTwitterをプリインストールしたことで、Twitterを利用しやすくする環境を作ってきた。
そういえば、iOSにもツイッターは組み込まれましたねぇ(個人的にはツイッタークライアントアプリからの利用が100%ですが)。
また興味深い数字としては、2011年10月に調査会社の米Nielsenが発表した次のようなものが挙げられています。
調査は「視聴率とソーシャルの関係」をテーマにしたもので、ソーシャルメディア上の口コミが9%増えると、視聴率が1%上がったという。
ソーシャルメディア(主にツイッターですが)経由で、テレビのチャンネルを変えるというのはよくあります。ある一定量、ソーシャルメディアで話題になると、テレビの視聴率にも影響するのですね。
アメリカではテレビの視聴率とは別に、ソーシャルメディアにどのくらい波及したかという“ソーシャルTVレーティング”という指標作りも進んでいるのだそうです。
「天空の城ラピュタ」の“バルス”とか、どんな数字になるのでしょうね。
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