Mozilla Foundation、メールソフト「Thunderbird 1.0」正式リリースです。
米Mozilla Foundationは7日、メールソフト「Thunderbird 1.0」の正式リリース版を公開した。Windows版、Mac OS X版、Linux版とソースコードが公開されており、Mozilla FoundationのWebサイトから無料でダウンロード可能。現時点では、英語、ドイツ語、ギリシア語、トルコ語の各言語対応版が公開されており、日本語を含むその他の言語については準備中となっている。
Mac版があるのが嬉しいんですよね。プライベートのメール環境はGmailで今のところ満足しているので、すぐに使う訳ではないのですが、選択の余地が残されていると安心感があるし、何より取り残された感もないですし(笑)
Thunderbird 1.0は、学習型の迷惑メールフィルタやRSSリーダーなどの機能を備えたメールソフト。正式版ではソフトの見た目を変える「テーマ」のデフォルト設定が変更されたほか、検索したメールが保存できる「検索フォルダ」などの機能を改良。その他多くの不具合を修正している。
Mozilla Foundationから正式リリースされたソフトウェアとしては、Webブラウザやメールソフトなどの統合環境「Mozilla」、軽量版Webブラウザ「Firefox」に続いて、ということになります。
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Thunderbirdは、Mozillaのメールコンポーネントを再構成したクライアントソフト。今回のバージョンでは、ベースとなるメールクライアント(POP3/IMAP対応)にRSSリーダとしての機能を統合したほか、ベイジアン理論に基づきジャンクメールを振り分ける「学習型 迷惑メールフィルタ」、設定された検索条件に一致するメッセージを表示する「Saved Searchフォルダ」を採用。