2018年12月4日にスタートし、世間の話題を一気にかっさらっていった「PayPay」の「100億円あげちゃうキャンペーン」が、予定の100億円に達したとして、2018年12月13日で終了しました。わずか10日間のキャンペーンでした。
予定では2019年3月までだった
キャンペーンの予定としては2019年3月31日までを予定していたのですが、それを待たずしてあっという間に、しかも10日間で、1日あたり10億円ずつ消費しながらキャンペーンは大好評のうちに終了しました。
まさか10日間で。と思っている人が多いのではないでしょうか。もしかすると「PayPay」の中の人たちにとっても予想外の事態だったかもしれません。
100億円という金額は実に絶妙で、これが10億円だったら1日持たずに終わっていたかもしれませんし、1,000億円は現実的ではないでしょうし、話題を振りまけるだけ振りまいて終わった100億円というのは、結果としては絶妙でした。
なんでもソフトバンクがADSLを普及させるために駅前で無料モデムを配りまくっていたのに関係していた人が、今回も陣頭指揮をとっていたのだとか。他社のスマホ決済サービスにとれば、奇襲にも近い作戦だったのではないでしょうか。
ただ、おかげでスマホ決済自体の知名度は上がり、スマホでバーコードやQRコードを表示して会計することに抵抗が薄れた人が増えたのは、業界としては大いにウェルカムだったでしょう。
「PayPay」としても、今回のキャンペーンで知名度を上げ、ユーザー数を獲得し、100億円をばらまいたことで市場に大量のペイペイ残高がうなっている現状があるので、加盟店の営業もしやすくなっています。「100億円がやってきますよ!」って。
他社がコツコツと地ならししてきたスマホ決済マーケットを、2018年末に一気にブルドーザーで地ならししていった「PayPay」。とりあえず「今後も新たなキャンペーンの実施を予定しております」ということですが、またユーザーをあっと言わせるようなキャンペーンに期待したいと思います。
これでひとまず「PayPay」のポイント還元率は通常の0.5%に戻ります(【PayPay】通常のポイント還元率は0.5%)。
「Kyash」と組み合わせよう
だからといって「PayPay」を使わなくなる理由にはなりません。2019年1月には高額当選したペイペイ残高がバックされる人も多いでしょうし。引き続きペイペイ加盟店も潤うはずです。
「PayPay」自体のポイント還元率は0.5%なのですが、強みはクレジットカードを登録して決済できるところで、ここに「Kyash」を登録するのです!
「Kyash」は「PayPay」以前より続くスマホ決済サービスで‥‥というか、スマホ決済というか、VISAのバーチャルカードを発行できるのです。VISAのプリペイドカードのようなものです。
「Kyash」アプリでVISAカードを発行し、それを「PayPay」に登録するんです。なぜ「Kyash」か? それは還元率が2%もあるからです!
PayPay 0.5% + Kyash 2% = 2.5%
「PayPay」加盟店ではこれを使わない手はありません。
ちなみに「Kyash」はVISAのリアルカードも発行できるので(発行まで時間がかかるようなので申し込みはお早めに)、それをVISA加盟店で使えば普通に2%のポイント還元となります。
し・か・も。
「Kyash」はコンビニ店頭で現金チャージができるだけでなく、クレジットカードからのチャージも可能なのです。ここで例えばポイント還元率1%のクレジットカードを登録しておくと?
PayPay 0.5% + Kyash 2% + クレジットカード 1% = 3.5%
「PayPay」加盟店ではこれを使わない手はありませんね!?
ということで「PayPay」の利用方法のオススメとしては「クレジットカードにKyashを登録する」というものです。しかも「Kyash」にクレジットカードを登録しておけばオートチャージなので簡単です。
「Kyash」利用開始にあたっては次のような記事も参考にしてください。
▼「Kyash」リアルカード発行開始&決済金額の2%ポイント還元実施
アプリ内のバーチャルカードでも「PayPay」には登録可能です。