オンラインモールの「ZOZOTOWN」から、今度は「ノースフェイス」が撤退したようです。窮地!“ZOZO離れ”止まらず…今度は『ノースフェイス』撤退 同社「商品の機能を説明しきれない」という記事になっていました。
撤退に向けた準備を進めているのは「ノースフェイス/ヘリーハンセン」で、ゾゾタウンでは2015年10月から取引を始めた。数百種類の商品を出品していたという。
「ノースフェイス」がZOZOTOWNから撤退
会員制の割引制度「ZOZO ARIGATO」を開始したことで有名ブランド(オンワードやミキハウス)の撤退が続いている「ZOZOTOWN」ですが、今度は「ノースフェイス」が撤退を進めているそうです。
既に出品は中止されており、発売が継続されているものはセレクトショップ経由の商品となっています。
「今の(ゾゾタウンの)展開の仕方では、お客さまに弊社の商品の機能をご説明しきれない」というのが出品中止の理由とのことですが、それならなぜ3年以上も継続してきたのか‥‥という疑問は残りますが「今の展開の仕方」=価格優先だとちょっとね、ということと推測すると納得もいきます。
「NIKE」もZOZOTOWNから撤退?
ついにNIKEやノースフェイスも「ZOZO離れ」へによると「NIKE」商品もZOZOTOWNから姿を消す方向のようです。
「ナイキ」が小売店に対して、2020年6月から「ゾゾタウン」での取り扱いを一切やめるように通達を始めたと、日本を代表するスニーカーショップを率いる本明秀文アトモス社長がファッション週刊紙「WWDジャパン」(2月25日号)の連載で明言。
2020年の話ではありますが「NIKE」から「ZOZOTOWNで取り扱いをしないように」という通達が出されているのだとか。
「『ゾゾタウン』も昔はちゃんとブランディングしてたのにいつからか“在庫処分場”みたいになってしまった」というコメントも紹介されているのですが、そうなるとブランドを大事にする企業からは敬遠されても止むを得ないところはあります。
追記:
ZOZOコミュニケーションデザイン室長の田端氏が次のようにツイートしていました。
NIKEさんがZOZOTOWN内から撤退されることはありません。
むしろZOZOTOWN内のNIKE公式ショップをより積極的に拡大したいと伺っております。我々も、NIKEさんを引き続き全力でサポートして参ります。 #NewsPicks https://t.co/rnkpJTeki9
— 田端信太郎 @田端大学塾長である! (@tabbata) 2019年2月25日
「NIKE」は撤退ではなく、小売店の出品を中止させ、ZOZOTOWNでは公式ショップでのみ取り扱うという方向のようですね。