「セカンドライフ」日本語版、公開

Second Life日本語版、ようやく公開という記事より。

米Linden Labが運営する3D仮想空間「Second Life」専用ブラウザに7月13日、日本語β版が登場した。同日リニューアルした日本語サイトでユーザー登録し、OSを選んで言語から「Japanese」を選べば日本語メニューのブラウザを利用できる。

ようやく「セカンドライフ」の日本語版が登場しました。

これで一気に日本からのユーザも増えて、セカンドライフビジネスも花開く!?

という風にはそう簡単にはいかないのかなぁ、なんてちょっと思ったり。

Second Lifeの登録ユーザー数は、7月13日午後7時50分現在で約800万3000人、60日以内にログインしたユーザー数は約173万2000人、同時オンラインユーザー数は約2万5000人。

登録ユーザ数は多いものの、一度試してそのままになっている人というのも多いのではないでしょうか。これだけ話題になっていますから。

ぼくも土地を購入するなど、2007年3月くらいに頻繁にアクセスしていましたが、それもこれも友人がそこにいたからです。

セカンドライフに限らず、mixi、Twitterなど、そこに誰かがいるというコミュニケーションが楽しいのですよね。

mixiやTwitterは非同期なサービスですが、セカンドライフはより同期性が求められる気がするので、かける時間も必要とされます。

そう考えると、同時オンラインユーザー数が約25,000人しかいないというというのも、妥当な気がします。本当に好きな濃い人たちが集まっているという。

日本語版の登場でユーザ数も増えると思いますが、日本からのアクティブユーザが急拡大するかというと、そうもならないような気がします。

そしてアメリカでは、セカンドライフ内でのビジネス展開には懐疑的な意見も出てきているようです。

少なくともセカンドライフに店舗を構えるなら、そこにスタッフが常駐しているくらいでないと難しいかもしれませんね。

「お店できましたよー」って行ってみたら「誰もいませんでしたよー」って、ものすごく寂しいんですよ。ただでさえどこも閑散としているので。

ちなみにSecond Life日本語版、ついに登場–メニュー日本語化で使いやすくによると、

Linden Lab日本担当の土居純氏によれば、うち17万人が日本のユーザーだといい、「急ピッチで伸びている」とのことだ。

ということです。日本のユーザは17万人。

あ、誤解がないように書いておきますが「セカンドライフ」は面白いし好きです。ただし時間がかかるのが難点と思っています。

追記:Second Lifeを最後に出る会社は電気を消していってくださいというエントリーがありました。

簡単に要約すると、メディア上でのブームにもかかわらず、現実の企業は次々に、Second Lifeへの出店を反応が乏しいことから取りやめている、ということだ。

セカンドライフ公式ガイド Second life the official guide

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