自民党の農林部会が提案した「お肉券」に批判が殺到し、積み上がった在庫を減らすため、高級和牛1万円相当を20人にプレゼントする予定だったキャンペーンが250倍の5,000人に拡大しています。
無料で和牛配布、枠を大幅拡大 JA、コロナで在庫処分という記事になっています。
訪日観光客や宴会の減少で、高級和牛の価格は前年より3割ほど下がった。在庫が積み上がり、流通業者の倉庫は、ほぼいっぱいになっているという。
歓送迎会の季節ですから、和牛の需要は見込まれていたのだと思いますが、それらが新型コロナウイルスで一気に吹っ飛んでしまいました。
苦肉の策だった「お肉券」も不調に終わり、積み上がった和牛の在庫をどうするかとなったときに出てきた案が、プレゼントキャンペーン当選者の250倍増です。
当選者が20人から5,000人に拡充されるのは、2020年2月9日に開始した「がんばろう!日本の畜産・酪農応援キャンペーン」です。国産黒毛和牛ロースステーキ(4枚約800グラム)が無料で貰えるというもの。
ココが応募先なのですが、当然のように「現在、アクセス集中によりページを表示しにくくなっています」と表示されます。そりゃあ殺到しますよねぇ。
ちなみに「日本の畜産・酪農応援キャンペーン」は、2020年4月10日が応募締切となっています。
これだけ大きく話題になったことをなんとかうまく活かせると良いのですけどね。当選者がInstagramやTwitterで食べている様子を投稿してくれたりすると良いですね。