国土地理院が、地形図の登山道をより正確にするため、登山者の移動経路情報などのビッグデータを活用し、登山道を修正した地形図を公開しました。ビッグデータで登山道を修正した地形図をはじめて公開として発表されています。
今回の地形図の修正は、登山者が多く大量の移動経路情報が利用できた上高地及び八ヶ岳地域の主な登山道を対象とし(参考資料―1)、登山者の移動経路と地形図の登山道が大きく異なる箇所を修正しています。これにより、これまで地形図に反映できなかった登山道の付け替え箇所などが正確に表示された地形図を提供できるようになりました(参考資料―2)。
この取り組みは素晴らしいですね!
国土地理院が株式会社ヤマレコ、株式会社ヤマップと協力協定を締結し、登山者の移動経路情報などのビッグデータの提供を受け、地図の登山道を修正するという取り組みです。
参考資料を見ると実際の登山道と地図上のものがかなりかけ離れていたことが分かります。
雪崩の影響で登山道が付け替えられたことも分かります。
国土地理院は「夏山シーズンに向けて、全国の主要な山域の登山道の修正を順次行い、より正確な登山道の情報を地形図に表示して公開していく予定」としています。
ヤマップは電波の届かない山中でも使えるアプリを提供しています。
ヤマレコでもGPS地図アプリを提供しています。