モバイルバッテリーが電車内で発火に改めて思うその危険性

2017 09 12 1528

電車内で携帯電話用のモバイルバッテリーが発火したことが話題になっています。飛行機では預け入れに持つの中にモバイルバッテリーを入れることができないのは、こうした発火の危険性があるからです。モバイルバッテリーにも様々なものがあり、特に値段だけを見て購入するのは危険だということは、改めて考えておいた方が良いのではないかと思います。携帯電話の充電器から発火? 山手線で発煙騒ぎ、一時運転見合わせという記事になっていました。

警視庁万世橋署などによると、山手線内回り電車に乗っていた大学生の男性のリュックサックから発煙し、男性は神田駅で下車。駅員が消火器で火を消し止めた。

今どきはスマートフォンの充電用にモバイルバッテリーを使っている人が多いと思うのですが、自分だけは大丈夫ではない、ということも認識しておいた方が良いでしょう。

山手線火災の原因は「安物のモバイルバッテリー」によると、燃えたモバイルバッテリーは「2年前くらいに秋葉原で一番安い物を買った」ものだそうです。

適切な電圧の制御が欠けていたり、衝撃を与えたりすると、発火しやすい性質で知られています。

そんなに簡単に発火するものではないとは思いますが、子供に使わせることもあるので、我が家ではモバイルバッテリーの種類には気をつけています。

自分がどれを普段使いしているかというと、こちらの2つです。

取材旅行の際もこの組み合わせです。2つあれば1つを充電しておいて、1つを持ち歩くことができるからです。バッテリーの容量、本体の重量のバランスも良いんですね。

で、なぜこの2つを選んでいるかというとそれだけでなく、搭載している電池のクオリティが良かったからです。購入した当時はパナソニック製(つまり旧サンヨー)を使用しており、安心感がありました。

改めてcheero社に確認したところ現在は電池はLG製ということですが、こちらもクオリティは申し分なく、さらに「基板からしっかり設計し2回の全品検査をクリア、万一のために難燃性のV0プラスチック材(94-V0)を使用している」との回答を頂きました。より安心でした。

上記のモバイルバッテリーはそれぞれ2,180円、1,980円ということを考えるとコストパフォーマンス的にも問題ないと思います。このモバイルバッテリーたちとは世界を旅してきたので、オススメできます。

より安全に気を配りたいという場合には、こういう製品もありかもです。

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バード電子の「DC-Pod MHC-05B-1.2」は乾電池4本でUSB経由でiPhoneやiPadが充電可能です。使用しない場合には、乾電池を外しておけば安心ですね。

ネタフルでは次のような記事を書いています。

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