オーストラリアのほとんどの州で、日焼けマシンの商業利用が禁止されたそうです。オーストラリアは、皮膚がんの発症率が世界で最も高い国の一つなのだそうです。豪が日焼けマシン禁止 皮膚がん対策でという記事になっていました。
オーストラリアのほとんどの州で1月から、人工的に紫外線を当てて小麦色の肌をつくる日焼けマシンの商業利用が禁止された。同国は皮膚がんの発症率が世界で最も高い国の一つで、規制推進派は禁止を歓迎している。
35歳前に日焼けマシンを使うと、悪性の黒色腫になる確率が大幅に高まるという調査結果もあるそうですが、日焼けマシンの使用も自己責任かと思いきや、法律で禁じてしまうのですね。ブラジルやアメリカの一部でも、日焼けマシンは禁止されているそうです。
オーストラリアでは約20年前から若者を中心に日焼け用機械が人気となったが、同国のがん評議会が10代の男女に調査したところ、日焼けしたいと答えたのは、10年前は6割だったのが、最近では4割弱まで減っている
日本でも日焼けサロンがあり、冬でも小麦色の人はいますが、日焼け自体は決して肌には良いとは言えないのでしょうね。あくまでも自己責任の気もしますが「皮膚がんの発症率が世界で最も高い国の一つ」という事実が、こうした対策を後押ししているのかもしれません。