60年前の新生児取り違えで提訴 → きっかけは弟「兄が家族と似てないからDNA鑑定」

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新生児取り違えで提訴「60年人生狂った」という記事がありました。産院で出産直後に別の新生児と取り違えられた男性が、損害賠償を求めて提訴したそうです。

出生直後に別の新生児と取り違えられた男性(59)と実の弟3人が「約60年にわたり人生を狂わされた」として、産院を設置する東京都墨田区の社会福祉法人に計約1億5500万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴していたことが分かった。

なぜ、取り違えがあったか分かったかというと、男性の弟が「兄の容姿が家族と似てないことなどに違和感を覚え、DNA鑑定をして血縁関係がないことを確認」したのだそうです。

しかし、60年近くも経過してDNA鑑定するというのは、よほど容姿に違和感があったのでしょうかね。

「もしかして実の子ではなんじゃないの」なんていう冗談めかしたやり取りはあると思いますが、実際にDNA鑑定をするいうケースもあるのですね。

これが2009年のことで、弟は産院の台帳を証拠保全するなどして、実の兄を捜し出したということです。

訴状によると、男性は1953年、産湯の後、別の母親の元に戻された。2歳で戸籍上の父を亡くし、工場で働きながら定時制高校に通った。その後は運送会社に勤務した。一方、男性の生みの母親に渡された新生児は大学まで進学した。

全く別の人生を歩むことになったのですね‥‥。この事実が明らかになってからの家族関係て、どうなっているのでしょうか。失われた時間は、本当に、取り返しのつかない時間です。

社会福祉法人側は争う姿勢を示しているそうですが‥‥。