「細かいことで騒いでいるのは少数派ですよ」と言ってしまって物議を醸した楽天・三木谷社長ですが、新しいインタビューでは「正直、おわびをしなくてはなりません」と反省の姿勢を見せています。
楽天kobo、波乱の幕開け 三木谷社長の反省と強気 :日本経済新聞というのが、そのインタビュー記事です。
「第一段階で、一部のお客様にご迷惑をおかけしたことは、正直、おわびをしなくてはなりません。コボストアのグランドオープン前に、古いバージョンの設定ソフトを配布してしまうという我々のミスがあった。けれども、うまく乗り切れたかなと。重要なことは、いかに早く解決するかだと思っています」
騒いでるのは少数派とか、むしろWindowsの仕様に驚いた、みたいなことを言っていたので、それに関して批判が多く、今回のような論調になっているのでしょうね‥‥と勘ぐってしまいますよね。
コメント欄を非表示にしたことに関しては次のように。
「製品に対するコメントは、どういう形にするか考えたうえで、適切に対応していこうと。コボのサイトは『メーカーサイト』。楽天市場の一般的な販売サイトとは位置づけがちょっと違うと思うんですよ。楽天市場と同じレビューの形にすることが適切なのかどうか。例えばアマゾンだって、自社製品のレビューはかなりスクリーニングして出しているはずですしね」
ここもヘタな言い訳はしないで「間違った対応で正直すまんかった」で良いのではないかと思うのですけどね。どうなんでしょうか。
「三木谷社長が強気の姿勢を崩さないのは、結果が出ているからだ」ということですが、秋にAmazonが参入するという話も現実味を帯びてきたので、そこまでどれだけできるか、そこからどうできるか、ですね。
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