イルカ漁に抗議!オーストラリアが町が姉妹都市停止という記事より。
和歌山県太地町と姉妹都市提携をしているオーストラリア北西部ブルーム町が太地町のイルカ漁に抗議して、姉妹都市の提携停止を決めたことが24日分かった。22日のブルーム町議会の投票で全会一致で決定した。
オーストラリア北西部にあるブルーム町が、和歌山県太地町のイルカ漁に抗議して、姉妹都市の提携を停止することを決めています。
太地町でのイルカ漁を隠し撮りしたドキュメンタリー映画が最近、米国やオーストラリアなどで上映されたことをきっかけに、イルカ漁批判が高まり、ブルーム町には姉妹都市解消を求めるメールや手紙が内外から多数届いていた。
ブルーム町の日系町議には「人種差別の嫌がらせのメール」が届いたりしているそうです。複雑な問題に進展していますね。
「イルカ漁をやめれば、姉妹都市関係を再開する」としています。
豪都市がイルカ漁映画で、太地町との姉妹提携停止…シー・シェパード圧力によれば、
同町のイルカ漁に反対してきた米反捕鯨団体「シー・シェパード(SS)」が市や市民に姉妹提携の破棄を迫ったという。
ということです。「シー・シェパード」のウェブサイトに、市幹部のメールアドレスが掲載されるなどし、批判メールが殺到したのだとか。
「市が対応を誤れば市内の日系人に危害が及ぶ危険性もあった。日本人は市の発展に尽くしてきただけに忍びない決断だった」と市長。
ブルーム市では19世紀以降、太地町出身者が真珠採取の潜水士として活躍し、同市の発展に尽くした縁で1981年、姉妹提携を結んだ。
ブルーム町の人たちの苦悩も見えてくる気がしますね。
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ブルーム町は太地町に決定を伝え、事情を説明するとしている。イルカ漁をやめれば、姉妹都市関係を再開するという。
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