タイタニック号、最後の生存者が亡くなる

タイタニック号、最後の生存者…ミルビナさんが死去という記事より。

犠牲者は約1500人。当時は定員分の救命ボートを備える必要がなく、助かったのは老人や幼い子供らを中心に700人ほど。亡くなった人は残された家族にそれぞれのドラマを残し、生き延びた人もその後、それぞれの人生というドラマを織りなしていった。

タイタニック号が氷山に激突して沈没したのは、1912年4月14日のことでした。この度、亡くなったミルビナ・ディーンさんは当時、生後2ヶ月だったそうです。

同年2月2日、ロンドンに生まれ、生後2カ月。米カンザス州への移住を決意した両親に連れられて乗船。父親は死亡し、ディーンさんは母親、兄とともに救助されたが、全財産を失った。

最年少にして最後の生存者だったということです。御年97歳でした。

98年、BBC放送に対し、同船が氷河にぶつかったことを父親が察知し、家族を救命ボートに乗せようと客室をすぐに出たおかげで自分は助かったと指摘。「ほかの人はタイタニックが沈むわけがないと考えていた」と話したという。

きっと、母親から聞いていたエピソード、なのでしょうね。

2008年10月には老人ホームの入居費などを工面するために、思い出の品をオークションにかけたことでも話題になりました。

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