野菜直売所「周ちゃん広場」売上16億円の理由とは?

売り上げ16億円!野菜直売所大人気 いつでも取れたてという記事より。

地元の取れたて野菜を提供する愛媛県西条市のJA直売所「周ちゃん広場」が年間約16億円を売り上げ、人気を集めている。消費者の反応をじかに伝えるシステムが農家の生産、販売意欲を引き出し、常に店頭に新鮮な野菜が並ぶためだ。

愛媛県西条市の野菜直売所「周ちゃん広場」が、年間16億円もの売上を上げるほどの人気になっているのだそうです。秘密は、常に店頭に新鮮な野菜が並ぶことなのだとか。

周ちゃん広場は2006年にオープン。商品別、時間帯別の売り上げ動向や市場価格の事細かなデータを生産者に提供するシステムを導入した。

このデータが、農家のやる気を引き上げたみたいです。

農家では、

・販売量や値段を決めて陳列
・作った人や生産方法、美味しい食べ方をアピール

といった“店作り”ができるみたいです。

そして、売上量がすぐにメールで確認できるので、品物が足りなくなればいつでも追加することができます。

ただ単に野菜を出荷するだけでなく、お客さんとのダイレクトなコミュニケーションが農家にとっての魅力になっているのでしょうね。

お客さんも、いつでも新鮮な野菜を手に入れることができるので、相乗効果になっているのでしょう。

「品物を通してお客さんと対話できる」と広場での売り上げで生活する山本晴美さん(64)。新たに葉ゴボウなどごみの出ない「エコ野菜」や有機野菜の生産を始め、土壌の研究も続けている。

野菜直売所は場所と仕組みを提供し、農家がそれに応えるという、なんとも素晴らしいシステムとして回っています。