くいだおれ太郎“移籍交渉”難航!オファー200件、10億円提示もという記事より。
太郎や店の商標権売却を巡っては、約200件の買収提案があり10億円を超える打診もあるというが、具体的な売却先や方法などは未定のままだ。
2008年7月8日をもって閉店した「大阪名物くいだおれ」ですが、店の商標権や「くいだおれ太郎」の行き先など、今後に関してはまだ何も決まっていないみたいです。
「くいだおれ太郎」があちこちに出没したおかげで価値が上がり、買収額もつり上がっているのだとか。
商標権を買い取り、現在の場所で「新生くいだおれ」を経営したいと提案したある経営者は、買収額の相場を「創業家が銀行からの借入金を一括返済できる2億数千万円」とみていたが、「仮に買えても元が取れるかどうか」と気をもむ。
とはいえ「くいだおれ太郎」グッズが1日30万円の売上と噂が出たり「着うた」を配信するなど、閉店するのに売上が続く「大阪名物くいだおれ」なのでした。
商店会幹部の「まだまだ利用価値がある太郎を創業家が手放すはずがない」というコメントのようなところなのでしょうねぇ。
「創業家側内部で意見がまとまらず」ということで、スッパリやめる派と、ブランドビジネス継続派でまっ二つになってしまっていたりして。
飲食店はやらずとも「大阪名物くいだおれ」という「くいだおれ太郎」のブランドショップをオープンしても流行りそうな気がしますね。
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店は、ファンらの要望もあって太郎を道頓堀に残す方針。だが具体的な計画は未定としている。
専門家によると、この3カ月間にもたらした経済効果は約9億円!
太郎人形は「永いことありがとう おおきに 太郎」とふきだしを付けて登場。明るいメロディーのテーマソングが流れる中、いつもの笑顔で、ドンドンとタイコの音を道頓堀に響かせた。
店への直接的効果は約5億6000万円。地元の戎橋筋商店街への波及効果を約3億2000万円とはじいた。
イラストレーターの成瀬國晴さん(72)は「からくり人形の太郎は角座など『道頓堀五座』の流れをくんでいた。くいだおれ閉店は元禄時代から続く道頓堀芝居文化の終焉を告げるようなもの」と功績を高く評価した。