ドコモ、シェア50%割れという記事より。
電気通信事業者協会が7日発表した2008年3月末の携帯電話契約件数によると、携帯・PHSの合計契約数が1億733万9800件だったのに対し、NTTドコモの契約件数は5338万7700件でシェアは49・7%となり、50%を割り込んだ。
ドコモがシェア50%を切るのは、なんと10年半ぶりのことだそうです。ナンバーポータビリティの影響をもろに受けたことになります。
2000〜2002年に「iモード」でシェア60%に迫ったものの「FOMA」で繋がりにくいイメージが定着して「独り負け」に陥っていると記事。
確かに「FOMA」って、そういうイメージがありましたね。使っていないぼくですら、そうでしたから。
あとはCM展開や機種ラインナップなども関係していたと思うのですが、ナンバーポータビリティで価格戦略も含めてガッといかれてしまいましたね。
一方、ソフトバンクモバイルは安さをアピールした料金プランが好評で、昨年5月以降は月間の純増数で連続首位を守る。KDDIも好調を維持しており、ドコモとの差は縮まりつつある。
今後のシェア争いはどうなっていくのでしょうか。気になるのは「iPhone」がどのキャリアに決まるか、なのですが。
ドコモ10年半ぶりシェア50%割れによると、
新規契約から解約を差し引いた純増数は、ソフトバンクが267万件と年度単位で初の首位。KDDI(au、ツーカー)が215万件で続き、76万件のドコモが3位だった。
ということで、かなり差をつけられています。
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18年10月の番号継続制導入以降は、KDDIやソフトバンクモバイルの追い上げが勢いを増している。
ドコモは今年1月にPHS事業から撤退したこともシェア低下の要因となったが、携帯電話だけでみても07年3月末の54.4%から52.0%と7年連続で低下した。