ブーメラン、宇宙空間でどう戻る?土井飛行士が“実験”へという記事より。
11日打ち上げ予定の米スペースシャトル「エンデバー」で宇宙に向かう宇宙飛行士の土井隆雄さん(53)が、国際宇宙ステーションでブーメランを投げる実験を行う。
ブーメランは宇宙空間でも戻ってくるのかどうか、宇宙飛行士としてスペースシャトルに乗る土井隆雄氏が実験するそうです。
この実験を提案したのは、一昨年のブーメラン国際大会で優勝した世界チャンピオンの栂井(とがい)靖弘氏だそうです。
栂井靖弘氏、学生時代に円を描いて戻るブーメランの軌道に魅せられてしまったのだとか。らせんを描いて上昇して戻ってこない、と予想しています。
ブーメランは、縦に投げると左に引っ張る力が発生して、自転車がゆるやかに左回りするように、ブーメランも自然と左に曲がって円軌道を描く。最後は、翼にかかる揚力と重力がつりあって地面と平行に飛行し、元に戻ってくる。
果たしてどうなるのでしょうか。頭の中ではいろいろ考えられますが、宇宙に行ってみないと答えの出ない実験というのは面白いです。
土井さんには、直径約20センチと約13センチの手製の紙ブーメランを託した。
短い距離で戻ってくるタイプのブーメランですね、きっと。
紙製のブーメランて、何度か作ったことあるんですけど、うまく戻ってきた試しがないんですよね。投げ方が悪いのかなぁ。