マクドナルドが2017年8月に販売した「東京ローストビーフバーガー」で使われたローストビーフが成型肉だったとして、消費者庁が措置命令を出しました。マクドナルド“ローストビーフ”実は成形肉という記事になっています。
本来、ローストビーフは塊の牛肉を焼いたもので、これらのメニューは商品名だけでなく店舗での広告などでも「ローストビーフをサンドした」などと宣伝していました。
消費者庁が調べたところ、商品の半分以上はローストビーフではなく、牛肉を加工した成形肉を使っていたということです。消費者庁はこれを不当表示として措置命令を出しました。
マクドナルドは「開発段階で肉の量を増やしたところローストビーフが調達しきれなくなった」と説明しています。
「東京ローストビーフバーガー」に関しては販売当時から「これはローストビーフではないのでは?」ということがネットで言われていたのですが、1年かけての措置命令となりました。
画像検索で振り返ってみても、確かにハムのようにも見えます。実際には「ローストビーフ」ではなく「ローストビーフ風」だったということですね。
マクドナルドにはぜひ再発防止を徹底して頂きたく。
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「成型肉は、一枚肉と同様に厳選された牛モモ肉の切り身を大きなブロックに整えて加工し、スライスしたもので、ミンチ肉ではありません」とし、品質に問題はなかった点を強調した。