ギターの津野米咲が2020年10月に急逝した「赤い公園」が、2021年5月28日のライブをもって解散することを発表しました。「赤い公園より ファンの皆さま、関係者の皆さまへ 大切なお知らせ」として、お知らせが掲載されています。
この度、赤い公園は、2021年5月28日(金)中野サンプラザで開催いたしますワンマンライブをもって解散することとなりました。
作詞作曲を担当していた津野米咲さんが亡くなったことで、今後の活動をどうするのか気になっていたのですが「津野米咲がいない“赤い公園”は、もはや違うものになってしまうのではないか」という想いにメンバーが至り、解散することになったということです。
各メンバーのコメントも掲載されています。
Vo. 石野理子:
まいささんと一緒に作り上げてきた大切な音楽が、赤い公園というバンド名の通り、沢山の人が触れることのできる場所に残っていくことを願っていますので、これからも聴いて下さると嬉しいです。
Ba. 藤本ひかり:
東京の端っこにある高校の視聴覚室で始まった、普通の高校生のバンドが11年間、音を鳴らせたこと、聴いてもらえたこと、本当に幸せなことだと感じています。
Dr. 歌川菜穂:
しかし、米咲が遠くに行ってしまって、私たちが次に進もうとした時、それは「赤い公園」という形じゃないのではないか?と感じました。
そしてやっぱり、みんなにとっての赤い公園は、そこに米咲がいる赤い公園であって欲しい。
赤い公園は「赤い公園」を大切にするために、解散の決断をしました。
「何かが終われば、また新しい何かが始まるということ」というのは、本当にそうだと思います。
「赤い公園」の作品は永遠に聴くことができます。メンバーたちの新たな活動にも期待します。