がんの治療のために入院していたサザンオールスターズの桑田佳祐が、無事に退院したことがウェブサイトで発表されました。
さて、この度の桑田さんの件で、皆様には大変ご心配をお掛けしておりましたが、お陰様で一昨日、無事に退院する事が出来ました事をご報告させて頂きます。
桑田佳祐本人からのメッセージも、寄せられています。
ファンの皆様からの温かいご声援、いつもお世話になっている仲間からの励まし、お世話になった病院の主治医の先生や看護師の皆様のお力添えを得て手術は無事成功し、腹腔鏡を使ったため傷もとても小さく、特別な栄養療法のおかげで痩せることもありませんでした。そして、最終的な病理検査の結果、他に転移の様子も見受けられず、一昨日無事に退院することができました。
転移もなく退院できたということで、本当に良かったです。「食道手術のリスクとして、術後の発声面や声質そのものが変化してしまったり、また最悪は出なくなるといった心配」もあったものの、こちらも全く問題がなかったそうです。
今後については、しばらく療養し、制作途中だったアルバムのレコーディングの再開を目指したいとしています。
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さらに、がんの転移も発見されなかったことを明かし、「先生方には、大切な命を救っていただいたばかりでなく、声に関しても結果、何も影響を残さないという治療をしていただきました。一歌手としても、ひたすらありがたく感動的です」と思いを込めた。
「まだどのくらいの時期になるかは分かりませんが、その後には、生まれ変わった体で、新生・桑田佳祐として皆様とお逢いできる機会が持てることを、今から楽しみにしております」。がんとの闘いに勝利を収めた桑田が再びステージに立つ日も近そうだ。
先月28日にがんを公表し、今月2日に手術を受けた。開腹はせず、痛みの少ない「腹腔(ふくくう)鏡下手術」だった。妻の原由子(53)が付きっきりで看病するなど、主治医、看護師らが万全なサポート態勢を取り、桑田の不安を取り除いたという。
公式ホームページでは、桑田本人からのメッセージも掲載し、体力が回復次第、制作途中だったアルバムのレコーディングも再開したいと意欲をつづっている。
専門医によると、一般的に腹腔鏡で胃と食道をつなぐ手術を行った場合、術後約1週間で軟らかい食べ物は口にできる。肉や刺し身などつかえやすいものは、しばらくは控える必要があるという。