2009年5月にこの世を去った忌野清志郎のニューアルバム「Baby #1」が、2010年3月5日にリリースされることが発表されています。
1989年にLAで録音されほとんど完成間近であったにもかかわらず、未発表のままであった忌野清志郎のソロアルバムが、奇跡的にマルチテープが発見されたことにより、清志郎デビュー40周年となる2010年3月5日、21年の時を越えてここに蘇ります!!
清志郎さん“未発表10曲”見つかる!3月発売へという記事に詳しくありました。「Baby #1」の元々の音源は、1989年にロサンゼルスのスタジオで録音されたものだそうです。
録音に立ち会った相澤代表によると、88年末に元「サディスティック・ミカ・バンド」のベーシストで音楽プロデューサーの小原礼(58)と意気投合し、一緒に渡米。モーテルに泊まり込んで現地のミュージシャンと制作した。
収められていたのは全10曲で、タイトル曲となっている「Baby #1」は長男への思いを込めた曲で、ライブのみで歌われた幻とされていたそうです。
発売のタイミングを逃したままお蔵入りしていたのを、6年ほど前から忌野清志郎が捜索を依頼するも、なかなか見つからなかったのだとか。
そしてようやく、2009年9月に「東芝EMI時代の製造部門があった御殿場工場の倉庫でアナログ24チャンネルのマルチテープ12本を発見」したということです。
相澤代表は「新鮮な歌とサウンドに驚くとともに、アナログテープ特有の歌の吐息が感じられる」と生々しくよみがえった歌声に感動している。発売はデビュー40周年の3月5日。「Baby♯1」誕生のきっかけである竜兵さん立ち会いのもと現在、制作の最終作業に入っている。
忌野清志郎のデビュー35周年となる2009年3月5日に、全10曲で「Baby #1」というアルバムとして発売されるそうです。
収録曲は以下の通りです。
1. Baby #1
2. I like you
3. KI・MA・GU・RE
4. NEWSを知りたい
5. Young Blue
6. ONSHA
7. ヒロイン
8. Like a dream
9. Lucky Boy
10. メルトダウン
1989年、20年前にリリースされるはずだった忌野清志郎のアルバム、間違いなく聞いてみたい!
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