世紀末の日本に一大ホラー・ブームを巻き起こした中田秀夫監督の『リング』をハリウッドでリメイクした話題作。それを観た者は1週間後に死んでしまうという呪いのビデオテープをめぐって、ジャーナリストのレイチェル(ナオミ・ワッツ)とその元夫ノア(マーティン・ヘンダーソン)が翻弄されていくという内容。
久しぶりにテレビ&映画を観ました。子供が発熱して早く寝たので、ニュースを見ようとテレビをつけたら「ザ・リング」をやっていたのです。
この「リング」シリーズ、一つだけ作品を見たことがあります。それがテレビ版のリングで、ケーブルテレビで再放送していたのを偶然見たのでした。しかしそれが予想外に怖かったんです。高橋克典が主演を演じており、貞子役は三浦綺音という元祖ヌードルでした。
その作品の印象がかなり強かったので、その後のシリーズは一切見ていなかったのですが、原作に忠実だというハリウッド版の噂を聞いたことがあったので、なんとなく見始めてしまいました。
結論としては、ひたひたと迫り来るジャパニーズホラー的なつくりは非常に好感が持てました。でも、サマラ(ハリウッド版貞子)はもう少し怖くても良かったかな。恐怖で死んでしまう人の顔ももう少し見たかった。
ということで、高橋克典版のリングがDVDで出ていないかと思って探したのですが、残念ながらないようです。