米映画会社MGM、破産法申請へという記事より。
「007」シリーズや「ロッキー」などで知られる米映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)は30日までに、再建計画を債権者が了承したと発表した。米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を近く申請する。
アメリカの映画会社「MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)」が、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を近く申請することが明らかになりました。
負債額は約40億ドル(約3,200億円)で、ヒット作がでなかったために業績悪化に歯止めがかからなかったということです。
債務を株式化し負債額を削減、新興の映画会社と組んで再建を目指す計画とのことです。
米投資ファンドとソニーなどが2005年にMGMを買収。ソニーはMGMに20%を出資しているが、すでに損失処理を終えている。
ソニーが推進していた「ブルーレイ」が勝ち残ったのは「MGM」をはじめとする映画会社が支持したから、と記事。
メトロ・ゴールドウィン・メイヤー – Wikipediaによれば、1924年に3社の映画スタジオが合併して「MGM」が誕生したそうです。
「Metro Pictures Corporation (1915年創業)」、サミュエル・ゴールドウィンの「Goldwyn Pictures Corporation (1917年創業)」、ルイス・B・メイヤーの「Louis B. Mayer Pictures (1918年創業)」の3社。
「MGM」は、この3社からとった頭文字です。