この作品て、ミュージカルの場面もあったのですか。へぇぇぇ。「木村カエラ、BONNIE PINKらのナンバーも耳に残る名曲ぞろい」というあたりが、ちょっと気になりますね。2006年11月17日発売予定。
教師からソープ嬢、犯罪者、孤独な生活…と落ちていく松子の人生。特殊メイクで超デブ姿も披露する中谷美紀を中心に、ゲスト出演の脇役に至るまで俳優たちが個性を出しきっている。困ったときに見せる松子の「ヘンな顔」など原作にはないユーモアも映像ならではだろう。映画というものは、どんな傑作でも2時間観ていれば多少疲れてくるものだが、本作はいつまでも観続けたいと思わせる飽きのこない作り。日本映画の可能性を示す傑作だ。