創刊40年で初の将棋特集で藤井聡太棋聖が表紙になっているビジュアルスポーツ総合誌「Number」の累計発行部数が、20万部に到達したことが発表されていました。
文藝春秋が発行する「Sports Graphic Number」は、創刊40年で初めて将棋を特集した1010号「藤井聡太と将棋の天才」の再増刷(5万部)を、発売翌日の9月4日(首都圏基準)に決定しています。
発売日(9月3日)に決定していた増刷分3万部と合わせ、同号の発行部数は合計20万部となっています。
「Number」が20万部以上を発行するのは、2014年のサッカーW杯特集以来です。
ここ5年間では2015年に日本代表が南アフリカを破ったラグビーW杯を特集した臨時増刊「桜の凱歌」(累計187,000部)、日本代表が大躍進を遂げた2019年ラグビーW杯特集「突破」(累計17万部)などがありますが、20万部はこれらの号を大幅に上回る発行部数です。
初の将棋特集に藤井聡太棋聖人気も重なっているとはいえ、スーパーな売上を記録していますね。
宇賀康之編集長は「将棋人気の大きさに、『負けました』のひと言です。最善手と思って決めた当初の発行部数でしたが、売り切れ店続出という予想以上の展開を受け、2度目の増刷となりました。手に入れられずご迷惑をおかけした読者の皆様には、心からお詫びします」とコメントしています。
将棋がスポーツなの? と思われるかもしれませんが、頭脳スポーツとして考え方を変えなくてはならないかもしれません。
ぼくも最近、スマホゲームの「クラッシュ・ロワイヤル」をプレイしているのですが、3分の1ゲームでかなり消耗するのですよ。心臓がバクバクして、脳で何かが分泌されている感じすらします。
普段の生活の中でこんな緊張感はなかなかありません。立て続けにゲームをプレイできないくらいの疲労感もあります。まさにスポーツだと実感しています。