完全にMacintosh老人会向けの情報ですが、AppleInsiderによればAppleの伝説的な犬のような牛のような「クラウス(Clarus the Dogcow)」が「macOS Ventura」で復活しているらしいのです。
Apple's legendary Clarus the dogcow returns in macOS Venturaという記事になっていました。
Forget Stage Manager, forget Live Captions — from now on macOS Ventura will be famous for bringing back Clarus the Dogcow to its rightful place.
この「Clarus the Dogcow」はアメリカのデザイナー、スーザン・ケア(Susan Kare)が生み出したデザインです。古いMacユーザーなら彼女の名前を聞いたことがあるでしょう。
スーザン・ケア – Wikipediaでは、1980年代にMacintoshのためにたくさんのグラフィカルユーザインタフェース (GUI) をつくりだした、とされています。
ピクセルアートの初期のパイオニアであり、もっともよく知られたAppleでの仕事は、ChicagoやGenevaといった英語版MacのSystemフォント、ソフトウェアのプリントダイアログに表示されるClarusという名の犬のキャラクタDogcowや、Happy Mac(かつてMac OSのマシン起動時にディスプレイ中央に表示されていたアイコン)、そしてAppleキーボード(Appleキー)上のコマンドキーの記号⌘である
現代にも続く、とんでもない仕事をした人物だということがよく分かります。Chicagoは愛すべきフォントですし、Happy Macもかわいい。「⌘」もそうだったとは。
そんなスーザン・ケアの「Clarus the Dogcow」が「macOS Ventura」では復活しているのだそうです。これは「macOS Ventura」にアップデートする楽しみが増えました!