Appleに見る高付加価値製品の作り方という記事より。
筆者は取材に持ち出すPCとして、現在、東芝の「dynabook SS RX1」を愛用しているが、これに加えて2008年12月に、現行の「MacBook Air」を使い始めた。世界的なヒット商品になっているMacBookとは異なるモデルだが、製品開発や商品コンセプトの根っこには共通する部分も多い。
「MacBook Air」を使いはじめた本田雅一氏が、Apple製品を使いはじめたその後のことを書いています。曰く「Appleのコンピュータには、“裏切られた”と感じる部分が非常に少ない」のだそうです。
たとえばMacBook Airのバッテリ駆動時間は、無線LANを使いながら4.5時間となっているが、実際に使ってみても、ほぼその通りの時間、あるいは条件によってはもっと長時間の運用も可能だと気付く。
いや、本当に。カタログスペック通りとまではいかないまでも、逆に「あれ、こんなに使えちゃうの?」と思うことも少なくないです。でも電源を求めてさまよっちゃったりしてね。
もう1つ忘れてはならないのは、Microsoftが「ソフトウェア+サービス」といった標語を持ち出すずっと前から、ネットワークサービスとソフトウェアを融合し、それをApple製コンピュータの付加価値として訴求してきたことだ。
「デジタルハブ」ですよねぇ。今ではそういう言い方はしなくなりましたが、デジカメ、ビデオカメラ、音楽プレーヤー、携帯電話など、デジタル機器のハブになるという構想は実現しました。
それはさておき、つい最近も「MacBook Air」を購入したPC系ライターの人がいたと思ったのですが、元麻布春男氏でしたね。曰く「かなり満足度は高く、後悔はしていない」と。
で、そうした話を読んだりするなどしてぼくが書いたのが「MacBook Air」の次はまた「MacBook Air」を欲しいと思っているというエントリーだったのです。
このエントリーを書いた後に、Twitterでも「同感!」みたいなコメントを頂いたり、直接お会いした人からも「同感!」と言って頂いたり、とにかく「MacBook Air」ラブな人が少なくないことが分かりました。
MacBookなどから比べると高いですけど、実際に手にしてみると、この魅力はヤバいですよ。「MacBook Air」の次にまた「MacBook Air」が欲しいって、自分でもどういうことかと思うんですけど、それくらいにイイです。
ただ単に薄くて軽いだけでなく、人を魅了してしまう“何か”があるのでしょうね、きっと。ぼくはそれを「Airマジック」と呼びます(いま考えた)。
とりあえずハードディスクの空き容量を増やして、まだまだ使いまくっちゃいますよー。でも整備済みMacもウォッチしてます。