日経エレクトロニクス分解班による「MacBook Air」の記事に対する海外の反応

MacBook Air 分解 – 外は無駄なし、中身は無駄だらけ:日経エレクトロニクス分解班というエントリーより。

日経エレクトロニクス分解班の MacBook Air に関する記事には考えさせられるところが多い。彼我の設計思想の差異をこれほど浮き上がらせているものはないように思われるからだ。

【MacBook Air分解その5】「外は無駄なし,中身は無駄だらけ」という「MacBook Air」を分解して検証する記事があったのですが、それが英語でも読めたことで、海外からもいろいろな反応が出てきたそうです。

ということで、それが「maclalala」で紹介されていました。

したがって、この記事はアップルデザインの持つ力とその意図とを根本的に誤解したものとなっている。彼らのいう「出来映えや・・・コストダウン」は大変特異なものだ。MacBook Air は、当初から非常に薄くて、頑丈な作りにすることを念頭においてデザインされており、バッテリーやパフォーマンスはそこそこと考えられているのだと私は考える。

全く逆方向の意見が読めるのは、なかなか興味深いところです。

ただ「Apple社はハードウエアの設計の出来映えや徹底的なコストダウンに,さほど気を遣っていない」と判断するあたりはどうなのかな、と少し疑問も。

ソフトウェアとハードウェアを両方作っているAppleだからこその相乗効果があり、その片方をおざなりにするということはあるのかな、という気もしまして。

ユーザとしては、本当に削れるものがあるのなら削ってもらって、10gでも100gでも軽くなってくれるとありがたいのは確かですけどね。

追記:【MacBook Air分解:番外編】我々はなぜ「無駄だらけ」と書いたのかがアップされました。

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